第4話 きみに決めた!!

ピっカぁ~☆

 

あたいぴか子。誰のことも信用なんかしない、はぐれボケもん。

 

毎日来やがるサトシっちって野郎に電撃を食らわせるのが楽しくなってきた

今日この頃。

 

 

「ぴか子!今日も来たぜ!ゲットだぜ!」

 

 

「一緒に旅に出ようぜ、ECOだぜ!蛍だぜ!」

 

 

『行かね~って言ってるピカ!今日も電撃ピカ?』

 

 

「今日はぴか子の好きな単3ジュースを持って来たぜ!」

 

『ピっカ~☆もらうピカっ♪』

ごっくん、ごっくん、あ~おいしかった♪

 

 

空き乾電池ポ~イ☆

 

 

「ぴか子、ダメだぜ!!ポイ捨てはECOじゃないぜ!!!」

 

『な~に正義振り回してんだ?真面目か?!ピっカ~~!!!』

 

 

ひゅ~~~ん

 

あっ!!!!

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野生のオニススメに当たってしまった!

野生のオニススメは怒っている!!!

 

『ぎゃははははは!ごめんごめんピカっ☆ワザとじゃないピカ☆』

 

「ぴか子、ダメだぜ!!ちゃんと謝らなきゃだぜ!」

 

『ボサっとしてるから当たるピカ~(笑)』

 

 

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オニススメはとうとう泣いてしまった。

 

そしてぴか子をにらみつけて、どこかへ飛んで行ってしまった。

 

 

「あ~あっ、ぴか子~だめだぜ、仲良くしなくちゃだぜ!」

 

『けっ!ば~ろ~おととい来いピカっ!!

てめえにもぶつけてやろうか?』

 

 

あっ!

 

怒ったオニススメが仲間をたくさん連れて仕返しにきた!!!!

 

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 【よくも仲間を泣かしたな~~袋たたきチュン】

 

バキ、ボコ、ビシっ!!!

 

『ご、ご、ご、ごめんピカ~!』

 

『きゃ~~!!!自慢のリーゼントが~~!!!痛いピカ〜』

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『ごめんなさ~いもうポイ捨てはしないピカ~(泣)』

 

ピコピコ〜ン♪


ピカ子はレベル5になった!

ぴか子は『ポイ捨てはダメ』を覚えた!

 

でもオニススメはまだまだ怒っている!!! 

ぴか子への集中攻撃は止まらない。ぴか子はひん死寸前だ。

 

 

『もうダメピカ~~~』 


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「やりすぎだ!!もうやめるんだ!オニススメ!!だぜ!」

 

怒りでわけがわからなくなったオニススメはサトシっちまで攻撃してきた!

 

「やめろ~オニススメ!!だぜ!!」

 

『サトシっち、もしかしてあたいを守ってくれてるピカ?』

 

「当たり前だぜ!一緒に旅だぜ!ゲットだぜ!」

 

『本気出すピカっ!頑張るピカっ!!!』

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『あたいの本気の100パーセント!!ピぃ〜カぁこぉぉっアタぁ~~~っク!!』

 

「ぴか子!その技は11まんボルト!!すごい破壊力だぜ!!ゲットだぜ!」

 

『アタ~っク!!アタ~っク!!ピカピカピカピカ~~アタ~っク!!』

 

ビリビリビリビリビリ~~~~

 どっか~~~ん!!!

 

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野生のオニススメは倒れた。

 

「ぴか子すごいぜ!一緒に行こうぜ!ECOだぜ!ゲットだぜ!!!」

 

『サトシっちはなんだかおもしろい奴ピカ!!仕方ないから行ってやるピカ☆』

 

「ぴか子ゲットだぜ!!   きみに決めた!!!」

 

 

こうしてぴか子とサトシっちの旅は始まるのであった。

 

つづくっ