劇場版特別ストーリー! 消えるお宝の謎(ストーリーbyさざれ石)
ピっカ〜☆あたいはぴか子。
エコに目覚めた電気ボケもん。レベル11
トレーナーのサトシっちとオンコチシティを目指す途中。
『サトシっち、サトシっち〜』
「どうした?ぴか子?」
『ぴか子はお腹が空いてもう歩けないピカピカ』
「そりゃかわいそうに、近くの村で何か分けてもらおうだぜ」
しばらく歩くと古びた民家が出てきた。
「すみませ〜ん!誰かいませんか?」
『誰もいないピカ??』
コンコン。玄関をノックしてみたが返事は無い。
「誰もいないのかなぁ?」
『ピっカぁぁぁああ〜~~~!!!!(泣)』
突然ぴか子の悲鳴が!!
「ぴか子!?ぴか子が消えた。だぜ」
サトシっちが振り向くとぴか子の姿が消えていた。。。
「ぴか子〜!どこ行った〜?!」
ぴか子を探していると地面が突然!!!
サトシっちは落とし穴にハマってしまった 。
「うわ~~~!あれ?なんかやわらかい上に落ちて助かったぜ」
先に落ちていたぴか子が下敷きになっていた。
『サトシっち〜早くどいてピカ(涙)』
「ごめんごめん!ぴか子!怪我してないか?」
『大丈夫ピカ』
「本当に大丈夫か?また前歯が折れて鼻血出てるぜ」
2人で話していると上から声が聞こえてきた。
「とうとう捕まえたぞ〜!お宝ドロボウめ!」
『ぴか子はかしこいピカ!ドロボウなんてしないピカ!』
「俺達、お宝ドロボウじゃないぜ!」
「それは失礼しましたのじゃ。今助けますのじゃ。」
ロープが投げ込まれた。
「改めまして、俺、マチャラタウンのサトシっち!、こっちは相棒のぴか子だぜ!」
「私はこの家の主のジバエレキじゃ。間違えてすまなかったのう。
それとあそこにいるのはお手伝いボケもんのゴーゴーリキじゃ。」
『ジバエレキさん、よろしくピカ☆』
「ところでジバエレキさん、なぜこんな罠を?びっくりしたぜ」
「最近我が家のお宝、ブロンズぐるぐるが消えていくんじゃ」
『悪い奴が盗んでいるピカ?』
「わからんが困っておるんじゃ。おぬしら、捕まえてくれんかのう?
捕まえてくれたらお礼においしいご飯をごちそうするじゃ」
「引き受けたぜ!ぴか子、捕まえてやろうぜ!」
『ピカ☆』
「ぴか子!まずは作戦会議だぜ!証拠を押さえて現行犯だぜ!
ぴか子はブロンズぐるぐる置場を隠れて見張るんだ!」
『任せるピカ!』
次の日の早朝。。。
『あ、お手伝いのゴーゴーリキが掃除してるピカ。
朝早くから働き者ピカね〜☆ 笑顔であいさつしたいけど、
見張り中だから隠れてなくちゃピカ』
ゴーゴーリキは掃除しながら近づいて来た。
そして!なんとブロンズぐるぐるを軽々と持ち上げたと思うと
そのまま持って行ってしまった!!
『ピカピカ??ドロボウって外から来たのじゃなく
お手伝いのゴーゴーリキでしたって事ピカ?』
ぴか子は混乱してしまった。
『まさか?何年もお世話になっている家のお宝を盗むなんて
そんなキ◯ガイがいるはずないピカ!何かの見間違えピカ!
とにかくサトシっちに報告ピカ!』
「う〜ん。そこまで恥ずかしい事をするとは考えられないぜ!
家族が聞いたら泣くぜ!だからきっと見間違えだぜ!
信じられないけど明日は俺も一緒に見張るぜ!」
何だか嫌な予感の2人。とにかく明日2人で見張ることにした。
来週に続く。。。