第18話 オンコチ仙人との再会

ピっカ〜☆

アタイはぴか子。 電気系ボケもんレベル18 

 

ボケもん病院で回復したオンコチ仙人のボケもん達を連れて

オンコチ仙人の所へと帰ってきたところから始まるピカ☆

 

『ピカピカ〜☆じいさん帰って来たピカよ〜☆』

 

「おおっ、おかえりなのじゃ。ところでジム戦はどうじゃった?」

 

『ピカ⤵︎ 負けちゃったピカ⤵︎』

 

「違うっパー違うっパー、優秀な俺様は頑張ったんだけど、

コインキングなんて何にもしなかったっパー!

周りがバカばっかだから俺様まで巻き添えで負けたっパー」

 

「コイ〜ン!!(シクシク)僕のせいじゃないコイン!

サトシっちが橋の手前で待つように指示したコイン。

みんなも橋を渡ってなければ負けなかったコイン!」

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『???!? ピカ?。。何の話ピカ? 誰のせいとかどうでもいいピカ。。。

それにしても。。。』

 

「何はともあれ、ここまで帰ってこれたんじゃから大したものじゃ。

さすがワシの教えを長い期間学んできたボケもん達じゃ。」

 

「ま、まぁそうかもだぜ。経験値豊富で知識がすごかったぜ」

 

「じゃろ?じゃろ?じゃあこのボケもん達の事は頼んだぞい。

気のいい奴らじゃから大事にしてやってくれろじゃ」

 

「えぇ!!?じ、じいさん待ってくれだぜ!そりゃキツイぜ」

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『ピカ!!ぴか子もこの人達いらない。』

 

「何か悪いことをしたかのう?悪い部分があれば直してやってくれんかのう?」

 

「コイ〜ン!ボクは何も悪くないコイン!スリッパーは優秀なボケもんコイン。

ガリラミもモジャモジャンボもいい奴コイン。サトシっちの指示が悪いコイン」

 

「そうだっパー。サトシっちの指示が悪いっパー。

バカらしくて優秀な俺様は聞けないっパー。

チームワークとかいらないっパー、

責任はキャプテンのコインキングにあるっパー、

バトルはザコがやればいいっパー」

 

「ガリ〜ン♡クチットちゃ〜ん♡」

ガリラミは他の事を考えているようだ。


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モジャモジャンボはパソコンで何かしていて話を聞いていない。

 

「じいさん、悪い事をしないだけならかかしでもできるぜ。

スリッパーはチームワークを乱すぜ。

ガリラミもモジャモジャンボ

トレーナーの指示に従わないから、これじゃあバトルは無理だぜ。」

 

「そうか〜。ならばこいつらは野生に返すしかないのう。残念じゃ〜。」

 

『チームワークも全然だめピカ。だから仕方ないピカ』

 

「サトシっちどの! 名案があるんじゃが、チームワークが悪いのが

こやつらの弱点じゃから、全員キャプテンにしてそれぞれみんなに

チームを持たせ、合同チームという事にして戦えばいいと思うのじゃ」

 

「賛成っパー  優秀な俺様はついにキャプテンっパー」


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「当然ガリリン、僕がいないと地球は回らないガリ。

クチットちゃんにもカッコつけれるガリ」

 

「ワテかて賛成でおますねん。キャプテンになったら1日中

パソコンをいじっていても誰にも文句言われないンボ」

 

「コインキングはどうじゃ?」

 

 「。。。。。」

 

「よし、誰も反対はないようじゃ、サトシっちどの、いかがかな?」

 

「冗談キツイぜじいさん、それはじいさんがやってくれだぜ」

 

「いや、ワシは歳じゃから無理じゃ、こやつらにはしっかりとワシの考えを

何度も何度も繰り返して伝えておるから、

やる気にさえなれば

しっかりとやれるはずじゃ」

 

「いやいや、そのやる気を出すというのが無理なんだと思うぜ」

 

『ピカピカ、100パーセント無理ピっカ』

 

「それならキャプテンのコインキングと副キャプテンのスリッパーだけでも

連れて行ってやってはくれんかのう? コインキングは悪いことせんぞ

信頼度バツグンじゃあ」

 

『最低限やんなきゃなこともやんないピっカ』

 

「スリッパーは優秀なボケもんじゃから上手く使えば活躍間違い無しじゃ」

 

『うまく使えなかったじいさんが、言っても説得力無いピっカ』

 

「この老人の頼みじゃと思って、助けてはくれんかのう?」

 

「う〜ん。。。何とかしてやりたいのは山々だぜ」

 

『サトシっち、だめピカ!ここで親切心を出してもムダで

コインキングもスリッパーも、やる気なんか出さないピカよ』

 

「生い先短い老人を助けると思ってはくれんのかのう?

サトシっちどのはそんな薄情なヤツじゃったのかのう?」

 

「わ、わかったぜ、でも指示無視カッコ付けのガリラミと、

やる気ゼロのモジャモジャンボはカンベンだぜ。

コインキングとスリッパーはとりあえず連れて行ってみるけど

あまりにもひどい時は送り返すぜ」

 

「おおっ、サトシっちどの、ありがとうじゃ〜

コインキングとスリッパーも礼を言うのじゃ」

 

「。。。。コイン」

 

「優秀な俺様がザコに指示してやるっパー」

 

『先が思いやられるピカ。。。でもそんなこと言ってる場合じゃないピカ

次の挑戦に向けて猛特訓ピカピカ☆』

 

そんなこんなでオンコチ仙人は、ガリラミとモジャモジャンボを野生に帰した。

 

「すまんのう、残念じゃがサトシっちがいらないって言うからサヨナラじゃ〜」

 

「ガリリ〜ン、あと一息でキャプテンだったガリリ。

サトシっちはクチットちゃんとの仲を邪魔する嫌な奴ガリ 〜」

 

「何でやねん。ワテはバトル中にパソコンしてただけでんがな。

仙人はおるだけでエサくれたのにサトシっちはバトルせえとか

ジャマくさいこと言いよるさかいこっちからお断りンボ」

 

『ピカ。(・_・;   全部サトシっちのせいになってるピカ。

 

サトシっち、 気にしないで次のバトルに集中するピカ。

ぴか子は猛特訓して頑張るピカよ』

 

ピコピコ〜ン♫

ぴか子はレベル19に上がった。

 

ぴか子は「周りは気にせず自己鍛錬」を覚えた。

 

「ヨシ!じゃあ次のジム戦に向けて特訓だぜ!」

 

『ピっカ〜☆』

 

「。。。。。コイン」

 

「そんなのはザコがやれっパー」

 

ともあれ次のジム戦に向けて頑張れ。ぴか子、サトシっち。

ぴか子の旅はまだまだ続く。