19話 炎の特訓

ピっカ〜☆

アタイはぴか子 電気系ボケもんレベル19

 

オンコチジムでのバトルに敗れてしまったサトシっちと

次こそは勝つぞとの想いで特訓を始めるところから

今回の話は始まるピっカ☆

 

 

「ボケもんがバトルで使える技は4つまでだぜ。

コインキングの使えるワザは?」

 

「まもる、ねむる、はねるが使えるコイン」

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「ふむふむだぜ、バトルで役だちそうなワザは何ひとつないぜ、

でも想定内だし問題ないぜ。スリッパーの使えるワザは?」

 

「ふいうち、だましうち、いばる、さいみんじゅつが使えるっパー」

 

「すごいぜ、それなりに優秀なワザがあるしコミュニケーションさえ

うまく取れれば戦力として使えそうだぜ!」

 

『ピっカ〜☆ ぴか子は 電気ショック、11万ボルト、かげぶんしん

モノマネが使えるピカよ☆』

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「オッケーだぜ、なにか次のバトルに向けてパワーアップをしなきゃだぜ

みんな!特訓してパワーアップだぜ!頼むぜ!」

 

「ぼくキャプテンだからみんなの特訓をコントロールするコイン」

 

「特訓なんてザコがやれっパー、優秀な俺様には必要無いっパー」

 

『???!?  ピカ  (・_・;      』

 

「わかったぜ、じゃあコインキングとスリッパーは留守番でいいぜ、

行くぜぴか子」

 

『ピっカ〜☆』

 

 特訓に出発しようとするとコインキングが呼び止めた。

 

「どこで特訓するコイン?」

 

「どこか広場を探してそこでやるぜ」

 

「どんな特訓するコイン?」

 

「今あるワザをパワーアップする方向になると思うぜ」

 

「それで勝てる見込みはどうコイン?」

 

「やれることを精いっぱいやっておくだけだぜ、コインキング、

そんなに気になるなら来て少し手伝ってくれないか?だぜ」 

 

「コイン、コイン、それは経験が無いから無理コイン、

キャプテンとして作戦を立てるのに参加して発言してるだけコイン」

 

『ピカピカ。発言じゃなく質問ばかりだったピカ。。。』

 

「ぴか子、もういいぜ、それ以上言っちゃダメだぜ、

ここは  さすがキャプテン、ちゃんと意見を言って参加してる  と

思ってやってくれ、コインキングなりに頑張ってるんだぜ」

 

『ピ、ピカ〜?。。。。。 (・_・;    わかったピカ。』

 

「それじゃ〜行ってくるぜ!」

 

「。。。。。。コイン」

 

ぴか子とサトシっちの2人はしばらく歩くと広場を見つけた。

 

「ヨシ!それじゃ〜ぴか子、広場の真ん中にあるあの岩に向かって

電気ショックだぜ!」

 

『ピっカ〜!!』

 

ド〜ン!ビリリっ!

 

「続けて11万ボルト!!」

 

『ピカピカピカピカ〜ぴか子ぉ〜〜アタぁぁっク!!!』

 

ドカぁ〜〜〜ン!!ビリビリビリリリリっ!!!

 

「相変わらずすごいパワーだぜ! 攻撃力は問題なさそうだぜ、

次!岩を中心に囲むようにかげぶんしんだ!」

 

『ピカ!  ピカピカピカピカ〜』

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「うう〜ん、急に数が増えて一瞬は驚くけど、落ち着いて見てると

どれが本物かわかるぜ、もっとスピードを上げて数を増やすか、

精度を上げてどれが本物かわからなくしないと見きられて

攻撃を受けてしまうぜ。。。ぴか子!もっとスピードアップだぜ!」

 

『ピっカ〜!ピカピカピカピカ〜』

 

「まだだ!もっとだぜ!」

 

『ピカピカ!! ピカピカピカ〜ぴぃぃ。。。』

パタっ。。

 

「ぴ、ぴか子!大丈夫かだぜ?!」

 

『ピぃぃカぁぁ。。ぐるぐるぐるぐる目がま〜わ〜るぅぅ。。。』

 

「ちょっと無理だったか。数を増やすのは無理そうだぜ、

これは困ったぜ。」

 

『ピカピカ☆  ぴか子は電気が使えるから、これを使ってまぶしくさせて、

目くらましする方法はどうピカ?』 

 

「じゃあかげぶんしんしながら目くらましの光を使えるか実験だぜ!」

 

『ピっカ〜☆』

 

「ぴか子!光を発しながらかげぶんしん!」

 

『ピカピカピカピカぁ〜☆』

 

「いいぞぴか子、その調子だ!もっと光を強く!」

 

『ピぃぃ〜カ〜☆』

 

「まだまだぁ〜、もっと全身から光を!強く!。。。あっ!!」

 

ぴか子は強く全身を光らせたが、次の瞬間アタマが焼け焦げ、

ものすごい光をアタマから発した!!

 

『ピぃぃぃぃっカぁ〜!!!』


「これは!オレンジの光!少し目に優しい光だぜ。

色温度が低いぜ。いい光だけど目くらましにはならないぜ。」


『ピカピカ?色温度?色に温度があるピカ?』


「ぴか子、光の色を表す単位にK(ケルビン)という単位があるんだぜ。

赤→黄→白→青白 の順に数字が上がっていくんだぜ。


電球色で3,000K程度、昼白色(太陽の光)で5,000K程度に表現されているぜ。

ぴか子の光はオレンジの優しい光でオレには2,000K位に見えたぜ。


2,000Kというのはロウソクの炎の色のイメージだぜ。

目標はイナズマのような青白い光だぜ!

10,000とか20,000Kの光が欲しいぜ。


ぴか子ならきっとできるぜ!さらに特訓だぜ!」

 

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『やってやるピカっ!ピカピカピカピカぁぁ〜!!!』

 

「うぎゃ〜!!!す、すごいぜぴか子!これなら完全に見失うぜ!

このまぶしさとかげぶんしんとを合わせればかなり使えるぜ!」

 

ピコピコ〜ン♫

ぴか子はレベル20に上がった!

ぴか子は「ハゲぶんしん」を覚えた!

 

『ピカピカ☆ 特訓の成果出たピっカ☆』

 

「すごいぜぴか子、次のジム戦が楽しみだぜ!」

 

次のジム戦に向けて特訓を積んだぴか子とサトシっち、

次こそはジムバッジをゲットすることができるのだろうか?

 

物語はまだまだ続く