第20話 オンコチジム挑戦再び
ピっカ〜☆
アタイはぴか子、電気ボケもんレベル20
今日は待ちに待ったサトシっち2度目のオンコチジム挑戦の日。
サトシっちとアタイ、コインキングとスリッパーのメンバーで
オンコチジムへ向かっているところピカピカ☆
『サトシっち、サトシっち〜 今度はアタイもバトルに
参加させてピカピカよ』
「おう!もちろんだぜ。頼むぜぴか子、コインキングとスリッパーも
頼むぜ!」
「。。。。」
「けっ!動くのは面倒くさいっパー。」
しばらく歩くと向こうのほうからコインキングに誰かが手を振っている。
『ピカピカ?コインキングの知り合いピカか?』
「コイ〜ン! ボクと同じ山に住んでるペロペロリームとゴニョゴニョ コイン
一緒に連れて行くコイン」
『ピカピカ、一緒に連れて行くピカか?』
「悩むところだけど何か得意なこともあるかもしれないし、
連れて行こうぜ!」
『ピっカ〜☆アタイはぴか子 よろしくピカ☆』
「オレ、マチャラタウンのサトシっちだぜ!よろしくな!」
「私、コインキングと同じ山に住んでるペロペロリーム ペロ。
使えるワザは たくわえる、ころがる ペロ。
よろしくペロペロ」
「おいらコインキングと同じ山に住んでるゴニョゴニョ。
使えるワザは何も無いけど教えてくれれば今から覚えるゴニョ。
たくさん覚えたらよそで使うゴニョ。いっぱい教えてゴニョ。」
『ピカ???!?』
「ま、まぁいいじゃないかだぜ。とりあえず一緒に行こうぜ。」
しばらく進むとオンコチ大橋が見えてきた。
「ボクここからは 経験がないから行けないコイン」
「ま、またそれか。。。もういちいち言い訳聞くのも面倒だぜ。
コインキングはここで重要な見張りを頼むぜ!
じゃあみんな、ここはコインキングに任せて先へ行こうぜ!」
「待てコイン。どんな作戦で戦うコイン?いつ帰ってくるコイン?」
「何か作戦のアドバイスあるのかだぜ?」
「。。。。」
『また始まったピカ (・_・; 』
「コインキングもういい! 後のショッピングは任せたぜ、じゃあ行くぜ!」
「待てコイン」
「まだ何かあるのかだぜ?」
「ペロペロリームとゴニョゴニョは経験がないから置いて行けコイン。」
「っっパー 何もしないならせめて1人で田植えか米の検査でもしとけっパー
優秀な俺様にバトルさせて、キャプテンはショッピングとか意味わからんっパー
しかもまたバトルに参加しない無責任ボケもん増やして俺様だけバトルとか
やってられんっパー」
「待て待てスリッパー。言い過ぎだぜ。キャプテンなんだから立てろだぜ。
コインキングもちゃんと指示して補佐させなきゃだぜ。
これからはそうできるよな?コインキング。」
「。。。。」
「そもそもこんなんをキャプテンにしたオンコチジイさんが意味不明っパー」
「こら、スリッパー!同感だがそんな事言っちゃ〜ダメだぜ。
だからお前を副キャプテンにしたんだろうからコインキングが
何も指示しなくても、自分で考えて補佐しなきゃダメだぜ。」
「ひでぇっパー!やってられんっパー! 俺様は降りるっパー!」
「わかったぜ。ジイさんにはオレから言っておくから元気でやれだぜ、
優秀なスリッパーならどこでもやっていけると思うぜ」
「けっ!じゃあなっパー」
スリッパーは野生に帰ってしまった。
ピコピコ〜ン♫
ぴか子はレベル21に上がった!
ぴか子は「口に出しちゃダメな真実もある」を覚えた!
「優秀なスリッパーを野生に返すとかサトシっちはダメなトレーナーコイン。
ボクはもう知らないコイン。
ペロペロリームとゴニョゴニョは置いてけコイン」
「ダメだぜ。経験ないからやらないなんて、いつまでたっても何もできない事に
しかならないぜ。どうする?ペロペロリーム、ゴニョゴニョ?」
「私はコインキングの言う通り何もできないからやめておくペロペロ」
「おいらは面白そうだからついてってみるゴニョ。」
「じゃあ、ゴニョゴニョはついて来い! コインキングとペロペロリームは
留守番を頼んだぜ!」
ぴか子とサトシっちはゴニョゴニョを連れてオンコチ大橋を渡って行った。
オンコチ大橋を渡ってすぐの広場で、木の実を積み上げているボケもんがいた。
「ドスコ〜イ、ドスコイ」
「やあ、オレ、マチャラタウンのサトシっち。こっちは相棒のぴか子だぜ」
『ピっカ〜☆』
「こっちはゴニョゴニョだぜ。」
「ゴニョ。」
「お、お、おらはバンチョウ! 心優しい力持ちドスコイ。
つ、使えるワザは ツッパリ ばかぢからドスコイ 」
「一緒にジム戦に挑戦しないか?だぜ」
『行こピカ☆ 行こピカ☆』
「お、お、面白そうだから行くドスコイ。」
「じゃあこれからは仲間だぜ!よろしくなバンチョウ!」
『よろしくピっカ☆』
「ゴニョ。」
新しい仲間、ゴニョゴニョとバンチョウとともにオンコチジムを
目指すぴか子とサトシっち。
ジムは目の前だ!
2度目の挑戦はどうなるのだろうか?
つづく