23話 転がれペロペロリーム
ピっカー☆ あたいはぴか子、電気系ボケもんレベル23
モケット団の罠にハマってしまい、大ピンチに陥ってしまったところから
今回の話は始まるピカ☆
「ピンチだぜ、ぴか子、コインキング、バンチョーは毒ダンゴで動けねえ、
俺も力を入れたら出ちまいそうだぜ (;´Д`)」
「お〜っほっほほぉ。私たちモケット団の大チャンスよん♡」
「待つゴニョ!おいらが許さないゴニョ!」
「何をどう許さないのかしらん?」
「。。。ゴニョ。」
「ゴニョゴニョ!もういいぜ!下がってくれ!
ペロペロリーム!行けるか?だぜ!」
「え〜 私? 私何にもわからんから何とも言われへんペロ〜」
「いいから転がる攻撃であの草ヘビニョロニョロの動きを
止めるんだ!」
「やってみるペロ! ペロペロペロペロリ〜ん!!」
ペロペロリームは円を描いて転がりはじめた。
「ニャニャ?あいつはどこ狙ってるニャ?ぜんぜん怖くないニャ(笑)」
『ピカピカ!ペロペロリーム!早く攻撃しないと負けちゃうピカ!
ちゃんと狙って攻撃するピカピカ!』
「もしかしてペロペロリームは加速してる作戦かもだぜ!加速すると
ぶつかった時の破壊力が上がるんだぜ!」
『ピカピカ?』
「慣性の法則っていうんだぜ!」
運動の第一法則
外から力を加えなければ、止まっているものは止まり続ける。
動いているものは動き続けるという原則が運動の第一法則、
通称、慣性の法則というんだぜ!
スピード、または重量が上がれば運動量が上がるんだ。
運動量は p⃗ = mv⃗
元々重量のあるペロペロリームの速度が上がるということは、
それだけの運動量が慣性として働き、ぶつかった時の破壊力は
超スーパーヤバいかもだぜ!
『ピっカ〜☆!! 慣性の法則、恐るべしピカピカ!
頑張れペロペロリームピカ〜』
ピコピコ〜ん♫
ぴか子はレベル24に上がった!
ぴか子は「慣性の法則は怖ろしい」を覚えた!
モケット団の罠にハマってしまったぴか子と仲間たち。
頼りはペロペロリームだけだが、転がる攻撃でピンチを脱する事は
出来るのだろうか?
次週に続く☆