第30話 電撃おやじの秘密兵器!!
ピっカ~☆
アタイはぴか子!電気系ボケもんレベル30!
カニャンジムに挑戦し、2つ目のバッジをゲットするため
作戦を決めてみんなで向かっているところピっカ☆
「パッパ~!あれがカニャンジムですわ!ワイがパッパと行って
話付けてきますわ~ ヌー子!行くで~!」
「ハイっ!それでは皆さま、行ってまいります。エヘっ」
『ピカピカ☆特戦隊さん 頑張れピカ~☆』
ぴゅ~~~ん
2人は光の速さでカニャンジムへ先回りして行った。
ドンドンドンっ!
「たのも~うでございますっ。えへっ」
「だれじゃ?」
「ワテら特戦隊でんねん!マチャラタウンのサトシっちが
ジムに挑戦しに来ますよってにパッパと門開けてんか~ッパ」
「サトシっちじゃと?知らんな~ 挑戦者か。まぁ良い。
門は開けてやるからいつでもかかってきなさい。がっはっは!」
しばらくするとみんながぞろぞろやって来た。
「お~い!特戦隊~!!」
「皆さま!お待ちしておりました!しっかり門は開けておきましたので
お気をつけていらっしゃいませ。エヘっ」
「サンキュー特戦隊だぜ! さっそく挑戦だぜ!」
「がっはっは!おぬしか?挑戦者は。」
「はいっ!オレ、マチャラタウンのサトシっち、ジムに挑戦に来ました!
よろしくお願いします!」
「がっはっは!よろしい。わしは電気使いのカミナリッツじゃ。
かかってきなさい!行け!電撃軍団!カミナリッツは
コンセントンとデンキブーを繰り出した!
「こっちは特戦隊!ルンルンパとヌー子でいくぜ!」
「え~~~??!???!!」
『ピ?ピカ??』
「コホンっ、サトシっちどの!せっかく立てた作戦!作戦っ!!」
「そ、そうだったぜテンション上がってぶっとんでしまってたぜ!
ぴか子!ゴニョゴニョ!頼んだぜ!!」
「ゴニョン!」『ピっカ~!』
バトル開始!!!
バトル開始と同時にゴニョゴニョが下敷きで頭をこすり始めた。
「行くぜ!先制あるのみだぜ!ぴか子!コンセントンに電気ショック、
ゴニョゴニョはデンキブーにずつきだぜ!」
「がっはっは!電撃の予測はわしらの得意分野じゃ、
コンセントン、デンキブー、ワシからの合図で全部かわすのだ!
アスカカンパニー製 落雷予測警報器で
お前らの動きは丸わかりじゃ。がっはっは!」
『ぜんぜん当たんないピカ。。それに何だか元気が出ないピカ。』
「おいらも静電気がたまんないゴニョ」
「がっはっは!地面にサルフェーションがたまりやすくなる
物質が仕込んであるのじゃ。お前らはじきにインピーダンスが
上昇してバトル不能じゃ。がっはっは!」
『サルフェーション?インピーダンス?
この人何言ってるピカピカ?』
「ぴか子!気を付けろだぜ! サルフェーションってのは
バッテリーの寿命を縮めてしまう一因なんだぜ!
不純物がプラス極とマイナス極との電気の流れを
邪魔してしまうイメージだぜ!
インピーダンスは平たく言えば抵抗値の事だぜ!
こいつが上昇すると電気パワーが貯められなくなるぜ!」
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル31に上がった!
ぴか子は「サルフェーションって嫌な感じ」を覚えた!
『電撃が出なくなってきたピカ〜(泣)』
「静電気がたまんないゴニョ。もうやだ!帰るゴニョ!」
「がっはっは! チャンスじゃ、コンセントン!デンキブー!
ぴか子に集中攻撃!カミナリパンチじゃ!」
バコん! ビリビリビリビリっ!
『ピ〜カ〜(泣)何であいつらの電気だけ使えるピカ?
ズルいピカ〜(泣)』
「がっはっは!カミナリッツ様、渾身の秘密兵器!
パチパチボッカンでこちらのボケもんはサルフェーションを
ぶっ飛ばして活性化じゃ!喰らえ〜い!」
ボッカ〜ン!!ビリビリビリビリビリビリ。。。
『もうダメピカ。。。。』
「ぴか子!戦闘不能じゃ!がっはっは!
ゴニョゴニョはどこかへ行ってしまったので戦闘不能とみなすぞい。
諦めるか? サトシっちとやら。がっはっは!」
カミナリッツの秘密兵器で大ピンチ!
どうする?サトシっち !
つづく