第35話 新しい仲間ざんす
ピっカ〜! あたいはぴか子、電気系ボケもんレベル35☆
あたいたちは今度こそ2つ目のバッジをゲットするため、
ハビキシティへと向かっているところピカ☆
ジムはもう目の前、腕が鳴るピカピカ☆
ジムの近くまで進むと なんだか聞きなれない音が聞こえてきた。
コンコンコンコン。。
『なんの音ピカピカ?』
「コホン。キツツキか何かの音ですかね?」
「ワテらがパパ〜っと見てきまっパ!行くで〜ヌー子!」
「ガッテンですわ。エヘ」
ピュ〜〜ン 特戦隊は音の方へと消えて行った。
しばらくするとヌー子が帰って来た。
「報告いたします。ボケもんが家を建てている音でございました!
飛行系のボケもんが力持ち系のボケもんと2人でやってますです。エヘ」
「コホン。それでルンルンパはどうしましたか?」
「2人を仲間にするって言ってバトルを仕掛けたでございます。エヘ」
「ゴッホ、ゴホンっ。またそんな無計画な。。。(ー ー;)
サトシっちさん!何とか止めて下さい!コホン。」
「面白そうだぜ!オレ達も行こうぜ!」
「??!?!?!?? コホコホン!! マジすか?!
わ、わかりました!では2人をゲットする作戦を立てましょう」
「頼むぜ!プライゴン!仲間を増やしてバッジもゲットだぜ!」
「それではさっそく向かいましょう。案内いたしますわ。エヘ」
「頼むぜ!ヌー子!ルンルンパを早く応援に行かなきゃだぜ!」
「あ、あの辺りでございますわ。エヘ」
「おお〜〜いっパ!サトシっちはん遅いでっせ〜」
ルンルンパがドヤ顔で手を振っている。
「どうした!ルンルンパ、大丈夫だったか?だぜ」
「見ての通りっパ。お二人さん、自己紹介するっパ」
「親方ざんす。飛行系ボケもんざんす。大工仕事が得意ざんす。」
「ボクはワニンコだワニ。力持ちの水系ボケもんだワニ。」
「そういうことでパっパ〜っと仲間になるよう説得済みっパ」
「そういうことかだぜ! オレマチャラタウンのサトシっち!
よろしく頼むぜ!」
「コホン。計画性がなさ過ぎてビックリですが、そういうのも
嫌いではありません。では改めてジムへと急ぎましょう」
『ピカピカ☆仲間も増えて大勝利間違いなしピカ!』
「パッパ〜っと行きまひょ!」
「わたくしめに行かせてくだされば間違いなしですわ。エヘ」
「ワシらようわからんけどとにかく頑張るざんす」
「ボクも行くワニっ」
「コホン。しっかり気を引き締めてよく考えて行きましょう。コホン。」
「とにかく行こうぜ!バトルしようぜ!ゲットだぜ!GO!」
6人編成になり賑やかになった一行は、ハビキシティジムへと進む。
「コホン。到着したようです。ここがハビキシティジム。
では挑戦のための手続きをしてまいります。」
「頼むぜ、プライゴン!バトルしようぜ!ゲットだぜ!」
「お頼み申します。私たちはマチャラタウンのサトシっちと
そのボケもんのチームです。バトルを申し込みにまいりました。」
「オッケー☆ 入っておいで☆」「オッケー☆ 入っておいで☆」
中から重なった声が聞こえてきた。
「こんにちは!オレ、マチャラタウンのサトシっち!
バトル挑戦にきました!ゲットだぜ!」
「ここのジムリーダーは私たち」「ここのジムリーダーは私たち」
「私、カチン」「私、コチン」
「息ぴったりでスゴイだぜ!でもオレ達だって負けないぜ!」
『ピっカ〜☆ 今度こそサトシっちにバッジを渡すピカ!
そ、それにしてもここ、すごく寒いピカ。。何だか電気のパワーが
出なくて元気が出ないピカピカ。。。』
「コホン。それは低温時分子が移動しにくくなることで、
電気が発生しにくい環境になり、電気系ボケもんのぴか子さんは
元気が出にくいと考えられます。コホン」
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル36に上がった!
ぴか子は「温度変化に電気のパワーは左右される」を覚えた!
ハビキシティでの戦いが始まろうとしている。
見事二つめのバッジをゲットすることはできるのだろうか?
つづく