第38話 バッジの行方
あたいはぴか子 電気系ボケモン☆ レベル38。
二つ目のバッジゲットを目の前に、アイスバトルの真っただ中ピカ☆
「ぴか子!ヌー子!残るはシャービクン1人だぜ!
一気に片付けちまおうぜだぜ!」
『任せるピカ☆』
「お任せください!精いっぱい頑張ります!エヘ」
「そうはいきませんよ」「そうはいきませんよ」
「シャービクン!ふぶき!!」
カチンとコチンの息はぴったりだ。
「ヌー子!連続ドロダンゴで迎え撃て!
ぴか子はかげぶんしんでかわしながら体温を上げるんだ!」
「構わず猛ふぶきよ」「構わず猛ふぶきよ」
「負けるな!2人とも!そのまま耐えるんだだぜ!」
「だ、だ、大丈夫です!まだまだいけるでございます。エヘ」
『ピカピカ〜息が上がってきたピカピカ〜』
「さらに連続猛ふぶき!」「さらに連続猛ふぶき!」
ヒュ〜〜〜〜〜
ものすごい暴風雪が2人を襲う!
「あわわわわ〜〜負けないでございますよ、エへ」
『ピカ〜〜体温はじゅうぶんに上がってきたピカ!
でも体力が限界ピカ〜〜』
「ヌー子!さらに大きなドロダンゴをもっと早くだぜ!」
「え?!こ、これ以上は、、、いえ、やります!
弱音は吐きませんでございます!エヘ」
「ぴか子はかげぶんしんのままシャービクンに近づくんだ!」
『ピカ!向かい風がすごいけどなんとかやってみるピカ!』
「シャービクン!吹き飛ばしちゃえ!」「シャービクン!吹き飛ばしちゃえ!」
ヌー子は汗だくで頑張ってドロダンゴを投げ続けている!
「ふぶきの中なのに暑いでございます!まだまだです!エヘ」
ぴか子はシャービクンの目の前まで前進した!
「行け!ぴか子!11まんボルトだぜ!」
『ピカピカピカピカピカ子ぉぉ〜〜アタぁ〜っク!』
ビリビリビリビリビリビリビリビリ、どっかぁ〜ん!!!
ぴか子の11まんボルトがシャービクンに直撃!
「シャービクン!じこさいせい!」「シャービクン!じこさいせい!」
シャービクンはあられを吸収して元の形に戻ってしまった!
「ぎゃっ!これではキリがございません!そろそろ体力が限界、、、
冷たい生ビールが飲みたいでございます。エヘ」
『ピカ?!さいせいはズルいピカ! もうだめピカ!
単三ジュースが飲みたいピカピカ!』
「うふふ、降参しますか?」「うふふ、降参しますか?」
「負けるもんかだぜ!でも、2人ともそろそろ限界だぜ、、、
どうする?とにかく頑張れだぜ!」
「シャービクン!最大ふぶき!」「シャービクン!最大ふぶき!」
「ヌー子!ドロダンゴで迎撃!ぴか子!かげぶんしんでかわせ!」
「ひゃ〜〜!弱音は吐きませんが限界でございますぅ〜エヘ」
『もうだめピカ〜アイスが食べたいピカ〜〜』
「それだぜぴか子!シャービクンは氷のかたまりだぜ!
2人でかぶりつけだぜ!」
『アイス大好きピカ〜〜!』
「エヘ、失礼してかみついちゃいます。エヘ」
2人はシャービクンにかみついた!
体力の限界だった2人はすごい勢いでシャービクンに
かぶりついている。
「女子はスイーツに目がないのです。エヘ」
ぴか子は調子に乗ってシロップをかけている!
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル39に上がった!
ぴか子は「味付け次第で美味しくなる」を覚えた!
シャービクンはついに倒れた!
「私たちの負けです」「私たちの負けです」
「やったぜ! みんなよくやったぜ! 」
「それではバッジをお渡しします」
「二つ目のバッジ、ゲットだぜ!」
「コホン 当初作戦とはほど遠いですが結果オーライです。コホン」
「精いっぱい頑張らせていただきました!エヘ」
「頑張ったざんす!」「面白かったワニ」
『あたいの活躍見てくれたピカピカ?』
「?ワテの出番が無かったっパ〜! 特戦隊としてすんまへんッパ」
「よし!みんなサンキューな、基地に帰ろうぜ!」
バッジをゲットした仲間たち、この次はどこを目指すのか?
つづく