第42話 みんなの意見
ピっカ~☆ アタイはぴか子
電気系ボケもん レベル42!
電気系ボケもんなのに電気の事に詳しくなくて
カニャンタウンジムで大苦戦したアタイは電池や充電について
少~し勉強したんだけど、まだまだ勉強不足ピカ。
でもでも座って勉強ばかりしてても前に進めないので、
習うより慣れろ!っとばかりに次のバッジゲットに向けての
行動を開始するピカピカよ☆
「パっパ~~!やっっっっと久々のワイの出番でんがな~~
次の行先はフジイシティ~あたりがよろしいでっせ!
特戦隊が首を長くしてすでに調査済みでっせ~~
パパっとバッジをゲットしに行きまひょっパ!」
「おおっ!でかしたぜ!特戦隊!! ちょうど今から
その事を決めようとしていたところだぜ!」
「コ~~~っホン!! お待ちを!!!
サトシっちさんと特戦隊は無計画すぎます!!
フジイシティのジムリーダーがどのタイプのボケもんを
使うのかくらいは調査して対策していかないと
また前回の繰り返しになります!」
「っパ~~!! んなもんパ~~っと行って、
くぁ~~、べきっっでチャチャチャでんがな~~
ほな行きまひょっパ~!!」
「ゴホン!計画ですっ!ルンルンパさん!慌てない!
サトシっちさんも、リュックを下ろして下さい!」
「わ、判ってるぜ、ちょっとリュックの重さを試してた
だけだぜ。。 f^_^; みんな〜 計画すっから集まってくれだぜ」
「コホン、では意見のある方はいますか?」
「パ〜!っと言ってぷヒュ〜〜んっと!」
「ハイハイ、わかりました、それ以外の意見は?コホン」
『ピカ〜 電撃でビリリ〜んでピっカピカ』
「わたくし、一生懸命頑張らせていただきます、エヘ」
「お腹空いたペロ〜ん」
「おいらも行きたいゴニョ〜」
「あの娘と仲良くなりたいドスコイ」
「仙人が言うててんけど~あんじょうやれコイン」
「コホン、もうけっこうです (ー ー;)
サトシっちさん、いかがいたしましょう?コホコホン」
「意見も出揃ったようだからプライゴン、みんなの意見を
踏まえて作戦書を作ってくれだぜ、みんな大事な仲間だぜ、
みんなの価値向上だぜ、任せたぜだぜ」
「??!?!!!! ゴホっ! 今の雑談を踏まえてですか?
ゲホっ! わ、わかりました。コっホン」
『ピカ?プライゴン泣いてるピカ?』
「パ? どうしたっパ?」
。、、、
「いえ、なんでもございません、コホン、
では少し皆さんに質問させて下さい。コホン
まず次の目標はフジイシティとしましょう。
出発はこの後すぐ、という前提で進めます。
サトシっちさん、それでよろしいですか?コホン」
「もちろんだぜ、メーカーだぜ!ゲットだぜ!」
「特戦隊さん、フジイシティは偵察済みということですが
ルートに危険は無かったですか?コホン」
「わ、わたくし特に危険は感じませんでしたわ、エヘ」
「ではフジイシティのジムリーダーはどんな人で
どんな戦法を得意としていましたか?
できれば弱点とかわかりますか?」
「パ? ジムから煙がたくさん出てたッパ、煙使いに違いないッパ
煙対策にマスクを持って行けばパ〜っとバッジゲットッパ
目にしみるかもでっけど息止めとけばパっパっパ~
それじゃ~出発っパ~」
「コホン!!だ~か~ら!慌てないでください (-_-メ)
それと煙使いではなく炎使いと考えるのが自然ですね。
こっちは水タイプボケもん中心の編成で行くことを
提案したいと思います。サトシっちさん いかがですか?」
「え? そ、その通りだぜ、俺もそう思っていたぜ」
「コホン、具体的には我々のところではルンルンパさんが
水、草タイプ、ヌー子さんは水、地面タイプですね。
この特戦隊のお二人を中心としたオーダーが良いと思います。
コっっホン」
ピコピコ~ん♪ ぴか子はレベル43に上がった!
ぴか子は「意見の調整ってむつかしそう」を覚えた!
「パ~~ 特戦隊の出番っパ! では出撃っパ!」
「一生懸命頑張らせていただきます エヘ☆」
「ギャっっホン!! だから待てって言ってんのが!
。。。いや、取り乱してすみません、コホン。
後のオーダーはぴか子さん、ゴニョゴニョさん、
あと、わたくしプライゴンの構成で行こうと思いますが
サトシっちさん、よろしいですか?」
「ゴニョん サトシっちならさっきぴか子と出発したゴニョ」
「え~~?!コホン」「え~~?!ッパ」「え~~?!エヘ」
プライゴンは涙をそっとふいて出発の準備を始めた。
「コホン!それじゃあ出発です!サトシっちさんたちに
早く追いつきましょう! コホン」
つづく