第11話 ぴか子の電気ぶくろ

ピっカー☆ あたいはぴか子 電気系ボケもん レベル11

 

トレーナーのサトシっちと旅の途中ピカ。

 

今はオンコチシティーを目前にして、意気揚々と進んでるピカ♪

 

「なぁぴか子~ ぴか子はいつも元気充電してるけどどのくらい充電したら

満タンになるんだ?」

 

『お腹いっぱい充電したら満タンピカ♡』

 

「いや、いや、そうじゃなくて(笑) 

充電容量は何Ah(アンペアアワー)くらいなの?って聞いてるんだぜ?」

 

『???ピ~カ??ピッカ~???』

 

「よくわかんない感じが笑えるぜ(笑)

充電ってのは意外と危険で、やりすぎると

加熱して発火の原因になったり爆発したりするんだぜ。

ぴか子も調子に乗って食べ過ぎると

爆発しちゃうかもだぜ。」

 

『怖いピカピカ(泣) もう元気充電したくないピカ~(泣)』

 

「大丈夫だぜ、電気はちゃんと使い方を誤らずに使えばみんなの生活を豊かにする

素敵なもので、怖がらなくていいんだぜ」

 

『サトシっち~ ぴか子はきちんと

誤った使い方をしないようにするから

教えてピカピカ~~』

 

「それじゃ~まずはぴか子の充電容量と充電の仕組みを調べてみようぜ」

 

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『お願いピカっ☆』

 

「まずはぴか子の電気がどこに溜まってるのか調べるぜ!ぴか子は身体のどこに

ビンビンパワーを感じる?」

 

『う~ん。。しっぽピカかな~~?』

 

「んじゃテスターを当ててみるぜっ」

 

。。。。。

 

「反応ないぜ、多分ここじゃないぜ」

 

『う~~ん。。耳ピカかな~?』

 

。。。。。。

 

「反応ないぜ、ここでもないぜ。よく考えてみろだぜ」

 

『そんなこと言っても、わかんないピカ!もうぴか子は爆発してやるピカ!!』

 

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「あ、ぴか子!!怒るとほっぺから電気が出てるぜ!!ほっぺ測ってみるぜ」

 

ぴぃぃぃぃ~~~~♪

 

「ぴか子の電気ぶくろはほっぺだぜ!!ぴか子のほっぺ電圧は?テスター使うぜ」

う~ん60Vってとこかな」

 

「ぴか子、まずはお腹いっぱいと思うまで電気の一気充電だぜ!」

 

『ピカピカ!!単3ジュ~スおいしいピカ☆ ごっくんごっくんお腹いっぱい

幸せピカピカ~♡』

 

「よし!ぴか子次は11万ボルトを1A(アンペア)の電流でお腹ペコペコに

なるまで出し続けるんだ!!」

 

『ピっカ~☆ ピ~カピカピカピカピカピカピカ~~子~~~~アタァ~~っク!』

 

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ビリビリビリビリ~ 。。と20秒経過。。。

 

『ピカピ~~もう出ないピカ~~』

 

「よしよし、まずは腹ごしらえだぜ、単3ジュースだぜ」

 

『ピっカ~~☆』

 

「それじゃあぴか子の充電容量を計算するぜ」

 

ぴか子の基礎電圧は60V(ボルト)

11万ボルトを1A(アンペア)で20秒連続発射できる。

110,000V÷60V=1833.3   

約1830倍に昇圧

 1時間発射し続けられるなら1830Ah

1時間→60分なので

1分間発射し続けられるのなら30.5Ah

 

ぴか子は20秒発射し続けられるから

30.5÷3   10.1Ah!!

「約10Ahの充電容量だぜ!!大容量だぜ! たとえばニッケル水素充電池

 単3(1.2V 2500mA)の充電池なら200本分だぜ」

『ピっカ~☆』

 

ピコピコ~ン♪ ぴか子はレベル12に上がった!

ぴか子は 自分の充電容量を覚えた!!

 

『ぴか子のスペックは60v、充電容量は10Ahピカ☆』


「11万ボルトは3秒で約1.5Ah消費するから6~7回発射できるぜ!


さあ、間もなくオンコチシティだぜ、オンコチのジムリーダーに挑戦だぜ!」


『頑張るピカ☆』

 

オンコチシティ目前まで来たぴか子とサトシっち。


オンコチシティにはどんな冒険が待っているのだろうか?  続く。