第24話 ゴニョゴニョ、初めての必殺技!!
ピっカ~☆
あたいはぴか子、電気系ボケもんレベル24。
いつもは元気ピっカピカのあたいだけれど
今はモケット団の罠でピ~ピ~にされてしまって
動くに動けないピカピカ。
頼りは好き嫌いを言って罠にハマらなかったゴニョゴニョと
罠にハマっても大丈夫だったペロペロリームだけピカ。
「行け!ペロペロリーム!モケット団に転がる攻撃だぜ!」
「ペロペロ~ん!」
ゴロゴロゴロゴロぉぉ~~
バッキ~~ん!! どか~ん!!
「やな感じにょろ~ん!!」
草ヘビはぶっ飛ばされてどこかへ飛んで行った。。。
フニャ~スは間一髪避けたが もサシは巻き添えを食って
一緒にぶっ飛ばされた!!
「やな感じ~ウッフ~ン!」
残るはフニャ~スただ一人だがフニャースは持ち前の運動神経で
すべてかわしてしまった!
「目が回るペロペロ~~~」ペロペロリームは転がり続けていたので
ついに目が回って戦闘不能だ!!
「よくやったぜペロペロリーム!!あとはぴか子!行けるかだぜ?!」
『む、むりピっカ。。動いたら出ちゃうピカ。。。』
「じゃあコインキング?!行けるかだぜ?」
「もちろん何もしたくないコイン」
「??!!!?」
「ゴニョニョ~ン!おいらにまかせるゴニョ!!」
「まだ戦闘技が何もないゴニョゴニョをバトルに出せないぜ!」
『ピカピカ!あたいが電気をあげるからそれを使って戦うピカ!!』
「それは名案だぜ!!行け!ゴニョゴニョ!」
『まずは下敷きを用意するピカ!』
「わかったゴニョ!」
『頭にゴシゴシするピカ!!』
「わかったゴニョ!」
ゴシゴシゴシゴシ
「ゴニョ~~ん、何だか髪が下敷きに引っ張られてきたゴニョ!」
「そいつは静電気って言うんだぜ!!」
静電気とは
摩擦電気などで起こる現象で一瞬の電子の移動の後、電子が止まった状態での
電気現象なんだぜ。
下敷きをゴシゴシした摩擦エネルギーに寄ってゴニョゴニョの頭の表面から
電子が引き剥がされ、下敷きに乗り移る。
負(➖)の電気を持つ電子を失ったゴニョゴニョの頭は正(➕)に帯電し、
電子が過剰になった下敷きは負に帯電する。
ゴニョゴニョが髪を引っ張られたように感じたのは、正に帯電した頭と
負に帯電した下敷きが磁石のように引き合っているという事なんだぜ。
ゴニョゴニョの頭と下敷きはどちらも「絶縁体」なので帯電しやすい性質なんだ。
絶縁体ってのは電気を通しにくい物質を言い
逆に電気を通しやすい物質は導体っていうんだぜ!
ピコピコ~ン♬
ぴか子はレベル25に上がった!
ぴか子は「静電気の仕組み」を覚えた!
『ゴニョゴニョ!あたいの電気ショックも受け取るピカ!!』
ビビビビビ~~~リビリビリ
「ゴニョニョ~ん、帯電スパーク100%ゴニョ!」
「いいぞ!ゴニョゴニョ!ゴニョゴニョ、そのまま
フニャ~スに体当たりだぜ!!!」
「ゴニョゴニョゴニョゴニョ~~ン!アタぁ~~っク!!!」
ど~~ん!! パチパチ~ン!!
「フニャ~~!!! しびれる~~~やな感じ~~~!!」
フニャ~スはどこかにぶっ飛ばされていった!!!
「やったぜ!!ゴニョゴニョ!よくやったぜ!」
「コイ~ン!ゴニョゴニョは最強コイン!天才コイン!」
『と、とにかく早くどこかトイレに急ぐピカ。。。』
危うくモケット団の罠でやられそうになったが、
ペロペロリームとゴニョゴニョの活躍でピンチを脱した
ぴか子と仲間たち。
まだまだ冒険は続く!
23話 転がれペロペロリーム
ピっカー☆ あたいはぴか子、電気系ボケもんレベル23
モケット団の罠にハマってしまい、大ピンチに陥ってしまったところから
今回の話は始まるピカ☆
「ピンチだぜ、ぴか子、コインキング、バンチョーは毒ダンゴで動けねえ、
俺も力を入れたら出ちまいそうだぜ (;´Д`)」
「お〜っほっほほぉ。私たちモケット団の大チャンスよん♡」
「待つゴニョ!おいらが許さないゴニョ!」
「何をどう許さないのかしらん?」
「。。。ゴニョ。」
「ゴニョゴニョ!もういいぜ!下がってくれ!
ペロペロリーム!行けるか?だぜ!」
「え〜 私? 私何にもわからんから何とも言われへんペロ〜」
「いいから転がる攻撃であの草ヘビニョロニョロの動きを
止めるんだ!」
「やってみるペロ! ペロペロペロペロリ〜ん!!」
ペロペロリームは円を描いて転がりはじめた。
「ニャニャ?あいつはどこ狙ってるニャ?ぜんぜん怖くないニャ(笑)」
『ピカピカ!ペロペロリーム!早く攻撃しないと負けちゃうピカ!
ちゃんと狙って攻撃するピカピカ!』
「もしかしてペロペロリームは加速してる作戦かもだぜ!加速すると
ぶつかった時の破壊力が上がるんだぜ!」
『ピカピカ?』
「慣性の法則っていうんだぜ!」
運動の第一法則
外から力を加えなければ、止まっているものは止まり続ける。
動いているものは動き続けるという原則が運動の第一法則、
通称、慣性の法則というんだぜ!
スピード、または重量が上がれば運動量が上がるんだ。
運動量は p⃗ = mv⃗
元々重量のあるペロペロリームの速度が上がるということは、
それだけの運動量が慣性として働き、ぶつかった時の破壊力は
超スーパーヤバいかもだぜ!
『ピっカ〜☆!! 慣性の法則、恐るべしピカピカ!
頑張れペロペロリームピカ〜』
ピコピコ〜ん♫
ぴか子はレベル24に上がった!
ぴか子は「慣性の法則は怖ろしい」を覚えた!
モケット団の罠にハマってしまったぴか子と仲間たち。
頼りはペロペロリームだけだが、転がる攻撃でピンチを脱する事は
出来るのだろうか?
次週に続く☆
第22話 大ピンチ!
ピっカ~☆ あたいはぴか子!電気系ボケもん レベル22
オンコチジム戦に勝利し、次の目標を決めているところピカ☆
まずはオンコチ大橋に置いてきたコインキングとペロペロリームを
迎えに行かなきゃピっカピカ☆
『ピっカー☆ オンコチ大橋見えてきたピカ☆コインキングたち
ちゃんと待ってるピカかな?』
「おぉ〜い☆ コインキング〜、ペロペロリーム、 帰って来たぜ〜!」
「おかえりコイン☆ 勝負はどうだったコイン?」
「ペロペロ、ゴニョゴニョちゃんケガしなかった?」
「ゴニョゴニョは無事だぜ、ジムバッジゲットしたぜ!」
「コイ〜ン! ゴニョゴニョはさすがコイン!」
「ペロペロ、ゴニョゴニョはよく頑張ったペロ☆」
「ドスコ〜イ☆ ゴ、ゴニョゴニョは見てただけドスコイ、
スゴかったのはぴか子ドスコイ」
「ま、まぁいいじゃないかだぜ。とにかく次の目標を決めなきゃだぜ。」
『ピっカ~☆ カニャンタウンが次に近い町ピカよ☆』
「じゃぁカニャンタウンのジムリーダーに挑戦するとしようぜ!」
「お、おらも次はバトルに参加したいドスコイ。」
「おいらもついてって見学するゴニョ。。」
「じゃあカニャンタウンに向けてしゅっぱ~~つ!!」
「待つコイン!! 危険が危ないかもかもコイン!」
「そうよ。特にゴニョゴニョはまだ早いからやめてペロ、
あなたたちと違って上品なボケもんだからバトルなんて無理ペロ」
『!??!!!!! あ、あたいらは下品だから大丈夫って言いたいピカ?』
「そんなこと言ってるんじゃないペロ。」
「ま、まぁいいじゃないかだぜ(本日二回目)。
で、ゴニョゴニョはそれでも行きたいのかだぜ?」
「行くゴニョ!行くゴニョ!」
「じゃあ問題なしだぜ!一緒に連れてくぜ!」
「コイ~ン!!俺たちの意見を無視するなコイン!」
「危険が危ないとかそれは意見じゃないぜ。
まぁコインキングには無理か。とにかくみんな!!
次はカニャンタウンだぜ!出発だぜ!」
一行はゾロゾロとカニャンタウンに向かって歩き出した。
しばらく行くと屋台が出ていた。
『ピっカ~☆ なんかおいしそうなにおいがするピカ!!』
「うっふ~ん♡ モケット団子はいかがかしらん♡」
「今ニャら、お得な2倍セールニャ~~!買っていくニャ!」
「試食してみてニョロロン」
『いただきま~すピっカ~☆』
もぐもぐ
『んまいピっカ、みんなも食べるピっカ☆』
「ペロペロ~ん。おいしいペロ♡」
「おいしいコイン」
「モケット団子ゲットだぜ!うまいぜ!」
「ドスコ~イ、ま、まあまぁおいしいドスコイ!ゴニョゴニョも
食べるドスコイ?」
「おいらはいらないゴニョ。」
「ペロペロ~ん、おいしいから食べればいいのにペロ」
「しめしめニャ。あいつら食い意地張ってるから余裕ニャ。」
「ニョロロン(笑) やっつけるニョロン」
「ウっフ~ン♡ まだよ。もう少し待つウっフン♡」
『ピ、、ピカ?? 何だかお腹が痛くなってきたようなピカピカ。。
「タイヘンコイン!お腹がピ~ピ~コイン!ボクのせいじゃないコイン!」
「う。。。おれもヤバいぜ。ピ~ピ~だぜ。紙、、紙が欲しいぜ。」
「ド、、ド、ドスコイ。お、おらもお腹が。。」
ぷぅぅ~っ。ブリっ。
少し出た。。。
「くっさ~~ペロン、あたしのお腹は大丈夫ペロペロ、みんな大丈夫ペロ?」
「わ~~っはははぁ! 罠にハマったニャ!」
「う。。何なんだお前らはだぜ?!」
ぷぅぅぅ~ぅっ。
「う、ヤバいぜ。」
「何だかんだと聞かれたら!答えてあげるが世の情け!我らモケット団!
サトシっちはいただいていくわん、ウっフ~ン♡」
「そうはさせるかだぜ!う。。」
ぎゅるるるるぅぅ~
「ぴか子!11万ボルト!」
『ダ、ダメピカ~動いたら出ちゃうピカ~(泣)』
ピコピコ~ン♪
ぴか子はレベル23に上がった!
ぴか子は「うわべの笑顔にダマされるな」を覚えた!
「チャ~ンス♡ 草ヘビちゃん!生意気なぴか子にツネツネ攻撃よ♡」
「ツネツネツネツネ~」ムギュ~~!
『痛いピカ(泣)もうダメピカ~(泣)出ちゃうピカ~(泣)』
モケット団の罠で大ピンチに陥ってしまったぴか子と仲間たち!
無事にトイレに駆け込めるのだろうか。。。
続く
今年もよろしくお願いします
ピカピカ☆
今年も絶賛売り出し中のアスカカンパニーをよろしくピっカ☆
皆様にとっても良い年でありますよう心よりピっカピカ☆
第21話 オンコチジム 2度目の挑戦!
ピっカー☆
あたいはぴか子電気系ボケもん レベル21
ジムリーダーハンゾウへの2回目の挑戦のため、オンコチジムまで
やってきたところから今回の話は始まるピカピカ☆
「ハンゾーさん! サトシっちです! また挑戦に来ました!」
「ハッハッハ!チャレンジャーよ!よく来たな!」
「よろしくお願いしますだぜ!」
「それでは、ジムリーダーハンゾー様と挑戦者サトシっちのバトルを
開始します。ハンゾー様の使用ボケもんは1体。
挑戦者サトシっちの
使用ボケもんは3体とします。
どちらか一方のボケもんが全て
戦闘不能となればバトル終了です。
それでは始めてください!」
『ピっカ〜☆アタイにやらせてピカ☆』
「よし、ぴか子!きみに決めた!行けっぴか子」
「ワッハッハ チャレンジャーよ、少しは私を楽しませろよ。
迎え討て〜!サマヨイナイト!!まずはシャドーキックじゃ!」
「かわせぴか子!かわして電気ショック!」
『ピっカ~!』
ビリリっ!
「少しはやるのうチャレンジャー!
ならばサマヨイナイト、
スピードを上げて連続シャドーキックじゃ!」
「かわせぴか子!あっ。。」
バコっ!
『無理ピカ!避けきれないピカピカ!』
ベキっ!ボコっ。
『ギャーっピ~カ~~!!』
ボカっ、ベコっ!バッコン!!
「ぴ、ぴか子、大丈夫か?! 一度距離をとって立て直せ!」
『ピっカ~☆ はぁ、はぁ、危なかったピカピカ。。』
「わっはっは。どうじゃチャレンジャー。降参するか??」
「負けるもんか!ぴか子!ものまねで連続シャドーキック!!」
『ピカピカピカピカぁ~~!』
「バカめ、そんないい加減な攻撃があたるもんか!
サマヨイナイト! 本家本元のハイスピード連続シャドーキックを
見せてやれ! イケぇ~~い!!」
ドドドド~ン!!
『ぎゃふ~んピカ~~~(泣)』
ピコピコ~ン♪ ぴか子はレベル22に上がった!
ぴか子は「外見だけコピーしても品質は怪しい」を覚えた!
『ダメピカ~ どうしよう~~~』
「ぴか子!特訓の成果を見せるのは今だぜ!! ハゲぶんしん!!」
『わかったピカ!ピカピカピカピカ~~』
ぴか子はすごい光に包まれた!!
「うおっ!すごい光じゃ!!前が見えん!!何とかせい!サマヨイナイト!」
「いいぜ!ぴか子!相手は戸惑ってるぜ!今日は12,000K(ケルビン)位
出てるように見えるぜ!
しかも光の強さは1,000ルーメン位出てるぜ!
その調子でサマヨイナイトにうまく接近して
11万ボルトを最大パワーで打ち込んでやれ!」
『ピカピカピカピカ ぴか子ぉ~~~アタぁ~~っク!!!』
ビリビリビリビリ ドっっカ~~~~ン!!!!!
「むがぁ~~~」パタっ。
サマヨイナイトは倒れた。
「サマヨイナイト、戦闘不能! よって挑戦者サトシッチの勝ちです!」
「やったぜ!ぴか子!よく頑張った!」
『ピっカー☆ ハゲぶんしんは女子にはちょっときついワザだから
あまり使いたくなかったピカ(笑) でも勝てて良かったピカ☆』
「よくやったのう チャレンジャー、これがオンコチジム戦勝利の証
オンコチバッジじゃ。受け取れぃ!」
「オンコチバッジ!ゲットだぜ!! ハンゾ―さん!ありがとうございました!」
「わっはっは!精進して次のジム戦も勝ち抜いてゆけい、さらばじゃ!」
オンコチジム戦に勝利したぴか子たち一行はジムを後にした。
「ドスコイっ。ぴか子すごかったドスコイっ。あっしも途中から
見えてなくて最後どうなったのか見れなかったドスコイ。」
「ごにょごにょごにょ。。」
「じゃあみんな!まずはオンコチ大橋まで出発だぜ!」
『ピっカ~~☆』
「ドスコイ」
「ごにょ。。」
ぴか子の活躍で最初のジムバッジを手に入れたサトシっち。
次はどこへ向かうのか?
続く
第20話 オンコチジム挑戦再び
ピっカ〜☆
アタイはぴか子、電気ボケもんレベル20
今日は待ちに待ったサトシっち2度目のオンコチジム挑戦の日。
サトシっちとアタイ、コインキングとスリッパーのメンバーで
オンコチジムへ向かっているところピカピカ☆
『サトシっち、サトシっち〜 今度はアタイもバトルに
参加させてピカピカよ』
「おう!もちろんだぜ。頼むぜぴか子、コインキングとスリッパーも
頼むぜ!」
「。。。。」
「けっ!動くのは面倒くさいっパー。」
しばらく歩くと向こうのほうからコインキングに誰かが手を振っている。
『ピカピカ?コインキングの知り合いピカか?』
「コイ〜ン! ボクと同じ山に住んでるペロペロリームとゴニョゴニョ コイン
一緒に連れて行くコイン」
『ピカピカ、一緒に連れて行くピカか?』
「悩むところだけど何か得意なこともあるかもしれないし、
連れて行こうぜ!」
『ピっカ〜☆アタイはぴか子 よろしくピカ☆』
「オレ、マチャラタウンのサトシっちだぜ!よろしくな!」
「私、コインキングと同じ山に住んでるペロペロリーム ペロ。
使えるワザは たくわえる、ころがる ペロ。
よろしくペロペロ」
「おいらコインキングと同じ山に住んでるゴニョゴニョ。
使えるワザは何も無いけど教えてくれれば今から覚えるゴニョ。
たくさん覚えたらよそで使うゴニョ。いっぱい教えてゴニョ。」
『ピカ???!?』
「ま、まぁいいじゃないかだぜ。とりあえず一緒に行こうぜ。」
しばらく進むとオンコチ大橋が見えてきた。
「ボクここからは 経験がないから行けないコイン」
「ま、またそれか。。。もういちいち言い訳聞くのも面倒だぜ。
コインキングはここで重要な見張りを頼むぜ!
じゃあみんな、ここはコインキングに任せて先へ行こうぜ!」
「待てコイン。どんな作戦で戦うコイン?いつ帰ってくるコイン?」
「何か作戦のアドバイスあるのかだぜ?」
「。。。。」
『また始まったピカ (・_・; 』
「コインキングもういい! 後のショッピングは任せたぜ、じゃあ行くぜ!」
「待てコイン」
「まだ何かあるのかだぜ?」
「ペロペロリームとゴニョゴニョは経験がないから置いて行けコイン。」
「っっパー 何もしないならせめて1人で田植えか米の検査でもしとけっパー
優秀な俺様にバトルさせて、キャプテンはショッピングとか意味わからんっパー
しかもまたバトルに参加しない無責任ボケもん増やして俺様だけバトルとか
やってられんっパー」
「待て待てスリッパー。言い過ぎだぜ。キャプテンなんだから立てろだぜ。
コインキングもちゃんと指示して補佐させなきゃだぜ。
これからはそうできるよな?コインキング。」
「。。。。」
「そもそもこんなんをキャプテンにしたオンコチジイさんが意味不明っパー」
「こら、スリッパー!同感だがそんな事言っちゃ〜ダメだぜ。
だからお前を副キャプテンにしたんだろうからコインキングが
何も指示しなくても、自分で考えて補佐しなきゃダメだぜ。」
「ひでぇっパー!やってられんっパー! 俺様は降りるっパー!」
「わかったぜ。ジイさんにはオレから言っておくから元気でやれだぜ、
優秀なスリッパーならどこでもやっていけると思うぜ」
「けっ!じゃあなっパー」
スリッパーは野生に帰ってしまった。
ピコピコ〜ン♫
ぴか子はレベル21に上がった!
ぴか子は「口に出しちゃダメな真実もある」を覚えた!
「優秀なスリッパーを野生に返すとかサトシっちはダメなトレーナーコイン。
ボクはもう知らないコイン。
ペロペロリームとゴニョゴニョは置いてけコイン」
「ダメだぜ。経験ないからやらないなんて、いつまでたっても何もできない事に
しかならないぜ。どうする?ペロペロリーム、ゴニョゴニョ?」
「私はコインキングの言う通り何もできないからやめておくペロペロ」
「おいらは面白そうだからついてってみるゴニョ。」
「じゃあ、ゴニョゴニョはついて来い! コインキングとペロペロリームは
留守番を頼んだぜ!」
ぴか子とサトシっちはゴニョゴニョを連れてオンコチ大橋を渡って行った。
オンコチ大橋を渡ってすぐの広場で、木の実を積み上げているボケもんがいた。
「ドスコ〜イ、ドスコイ」
「やあ、オレ、マチャラタウンのサトシっち。こっちは相棒のぴか子だぜ」
『ピっカ〜☆』
「こっちはゴニョゴニョだぜ。」
「ゴニョ。」
「お、お、おらはバンチョウ! 心優しい力持ちドスコイ。
つ、使えるワザは ツッパリ ばかぢからドスコイ 」
「一緒にジム戦に挑戦しないか?だぜ」
『行こピカ☆ 行こピカ☆』
「お、お、面白そうだから行くドスコイ。」
「じゃあこれからは仲間だぜ!よろしくなバンチョウ!」
『よろしくピっカ☆』
「ゴニョ。」
新しい仲間、ゴニョゴニョとバンチョウとともにオンコチジムを
目指すぴか子とサトシっち。
ジムは目の前だ!
2度目の挑戦はどうなるのだろうか?
つづく
19話 炎の特訓
ピっカ〜☆
アタイはぴか子 電気系ボケもんレベル19
オンコチジムでのバトルに敗れてしまったサトシっちと
次こそは勝つぞとの想いで特訓を始めるところから
今回の話は始まるピっカ☆
「ボケもんがバトルで使える技は4つまでだぜ。
コインキングの使えるワザは?」
「まもる、ねむる、はねるが使えるコイン」
「ふむふむだぜ、バトルで役だちそうなワザは何ひとつないぜ、
でも想定内だし問題ないぜ。スリッパーの使えるワザは?」
「ふいうち、だましうち、いばる、さいみんじゅつが使えるっパー」
「すごいぜ、それなりに優秀なワザがあるしコミュニケーションさえ
うまく取れれば戦力として使えそうだぜ!」
『ピっカ〜☆ ぴか子は 電気ショック、11万ボルト、かげぶんしん、
モノマネが使えるピカよ☆』
「オッケーだぜ、なにか次のバトルに向けてパワーアップをしなきゃだぜ
みんな!特訓してパワーアップだぜ!頼むぜ!」
「ぼくキャプテンだからみんなの特訓をコントロールするコイン」
「特訓なんてザコがやれっパー、優秀な俺様には必要無いっパー」
『???!? ピカ (・_・; 』
「わかったぜ、じゃあコインキングとスリッパーは留守番でいいぜ、
行くぜぴか子」
『ピっカ〜☆』
特訓に出発しようとするとコインキングが呼び止めた。
「どこで特訓するコイン?」
「どこか広場を探してそこでやるぜ」
「どんな特訓するコイン?」
「今あるワザをパワーアップする方向になると思うぜ」
「それで勝てる見込みはどうコイン?」
「やれることを精いっぱいやっておくだけだぜ、コインキング、
そんなに気になるなら来て少し手伝ってくれないか?だぜ」
「コイン、コイン、それは経験が無いから無理コイン、
キャプテンとして作戦を立てるのに参加して発言してるだけコイン」
『ピカピカ。発言じゃなく質問ばかりだったピカ。。。』
「ぴか子、もういいぜ、それ以上言っちゃダメだぜ、
ここは さすがキャプテン、ちゃんと意見を言って参加してる と
思ってやってくれ、コインキングなりに頑張ってるんだぜ」
『ピ、ピカ〜?。。。。。 (・_・; わかったピカ。』
「それじゃ〜行ってくるぜ!」
「。。。。。。コイン」
ぴか子とサトシっちの2人はしばらく歩くと広場を見つけた。
「ヨシ!それじゃ〜ぴか子、広場の真ん中にあるあの岩に向かって
電気ショックだぜ!」
『ピっカ〜!!』
ド〜ン!ビリリっ!
「続けて11万ボルト!!」
『ピカピカピカピカ〜ぴか子ぉ〜〜アタぁぁっク!!!』
ドカぁ〜〜〜ン!!ビリビリビリリリリっ!!!
「相変わらずすごいパワーだぜ! 攻撃力は問題なさそうだぜ、
次!岩を中心に囲むようにかげぶんしんだ!」
『ピカ! ピカピカピカピカ〜』
「うう〜ん、急に数が増えて一瞬は驚くけど、落ち着いて見てると
どれが本物かわかるぜ、もっとスピードを上げて数を増やすか、
精度を上げてどれが本物かわからなくしないと見きられて
攻撃を受けてしまうぜ。。。ぴか子!もっとスピードアップだぜ!」
『ピっカ〜!ピカピカピカピカ〜』
「まだだ!もっとだぜ!」
『ピカピカ!! ピカピカピカ〜ぴぃぃ。。。』
パタっ。。
「ぴ、ぴか子!大丈夫かだぜ?!」
『ピぃぃカぁぁ。。ぐるぐるぐるぐる目がま〜わ〜るぅぅ。。。』
「ちょっと無理だったか。数を増やすのは無理そうだぜ、
これは困ったぜ。」
『ピカピカ☆ ぴか子は電気が使えるから、これを使ってまぶしくさせて、
目くらましする方法はどうピカ?』
「じゃあかげぶんしんしながら目くらましの光を使えるか実験だぜ!」
『ピっカ〜☆』
「ぴか子!光を発しながらかげぶんしん!」
『ピカピカピカピカぁ〜☆』
「いいぞぴか子、その調子だ!もっと光を強く!」
『ピぃぃ〜カ〜☆』
「まだまだぁ〜、もっと全身から光を!強く!。。。あっ!!」
ぴか子は強く全身を光らせたが、次の瞬間アタマが焼け焦げ、
ものすごい光をアタマから発した!!
『ピぃぃぃぃっカぁ〜!!!』
「これは!オレンジの光!少し目に優しい光だぜ。
色温度が低いぜ。いい光だけど目くらましにはならないぜ。」
『ピカピカ?色温度?色に温度があるピカ?』
「ぴか子、光の色を表す単位にK(ケルビン)という単位があるんだぜ。
赤→黄→白→青白 の順に数字が上がっていくんだぜ。
電球色で3,000K程度、昼白色(太陽の光)で5,000K程度に表現されているぜ。
ぴか子の光はオレンジの優しい光でオレには2,000K位に見えたぜ。
2,000Kというのはロウソクの炎の色のイメージだぜ。
目標はイナズマのような青白い光だぜ!
10,000とか20,000Kの光が欲しいぜ。
ぴか子ならきっとできるぜ!さらに特訓だぜ!」
『やってやるピカっ!ピカピカピカピカぁぁ〜!!!』
「うぎゃ〜!!!す、すごいぜぴか子!これなら完全に見失うぜ!
このまぶしさとかげぶんしんとを合わせればかなり使えるぜ!」
ピコピコ〜ン♫
ぴか子はレベル20に上がった!
ぴか子は「ハゲぶんしん」を覚えた!
『ピカピカ☆ 特訓の成果出たピっカ☆』
「すごいぜぴか子、次のジム戦が楽しみだぜ!」
次のジム戦に向けて特訓を積んだぴか子とサトシっち、
次こそはジムバッジをゲットすることができるのだろうか?
物語はまだまだ続く