第6話 ぴか子の単3ジュース
ピっカ~☆☆
あたいはぴか子、絶賛更生中の電気ボケもん、レベル6☆
『今日も元気満タン、単3ジュースがおいしいピカぁ~♪』
ごっくん ごっくん♪ あぁおいちぃっ☆☆
かしこいあたいは空になった乾電池を、もうポイ捨てなんかしないんだ~☆
なんてECOなあたい☆☆
サトシっちなんかより先にECOマスターになれちゃったりして☆☆
それにしても空になった乾電池、だんだんたまってきて邪魔だし、重いな~。
う〜ん。。。。かしこいあたいはひらめいた!!!
『土の中に埋めちゃえばいいピカ☆☆
自然に返ってECOだピカっ☆☆』
「ぴか子ダメだぜ!それ不法投棄だぜ!!」
『ピカピカ??』
使用済み乾電池は一般的には不燃ごみとして処理します。
市町村によって対応は違いますが
「廃乾電池」として回収している自治体も
あるようです。
ただそのように回収しても、結局は埋め立てている自治体もあるようで、
廃乾電池の扱いはデリケートな部分となっています。
昨今の国産乾電池は「水銀の使用がゼロ」となっていて埋め立てても問題は
無いという立場を国内メーカーはとっているが、
一部海外から輸入されている
乾電池にはいまだ「水銀」が使用されている例があるため、実際の運用では
混ざってしまい、埋立後水銀が地中に流出していくリスクから逃れられなくなっています。
『ピっカぁ~☆☆ ECOじゃないならぴか子はもう単3ジュース飲まないピカ!』
「ぴか子、偉いぜ!かしこいぜ!気持ちはスゴイがまだまだ甘いぜ!!ゲットだぜ!」
『ピカ~??』
「充電池を使えばいいんだぜ!たとえばニッケル水素電池なんかが乾電池の代わりにはいい感じだぜ!
単3ジュースで空になった電池にまた電気がためられるぜ!」
『ピカピカ!!!!』
「繰り返し使えて廃電池が出ない!
これはECOだぜ!ゲットだぜ!」
『ピっカぁ~ピぃ~☆☆☆』
「第4話で少し話したけど乾電池は通常
1.5Vなんだ。
それに対してニッケル水素充電池は通常
1.2Vだから少し電圧が低いけど、
おおよその機器で普通に使える範囲内。
スマホやパソコン、その他いろいろで
リチウムイオン電池も台頭してきているけど、
単3や単4などの乾電池型ではまだまだニッケル水素電池が主流だぜ!」
『サトシっちカッコいいピカぁ~☆☆☆』
「ぴか子えらいぜ!かしこいぜ!充電池は充電器がないと電気が貯められないから
充電器が必要不可欠だぜ!充電器はアスカカンパニーで設計から生産まですべて
カバーしていて品質も最高なんだぜ!!みんなでゲットだぜ!!!」
ピコピコ~ン☆
ぴか子はレベル7になった!
ぴか子は『じゅうでん』を覚えた!
『ピっカぁ~☆☆ ぴか子もこれからは品質最高のアスカカンパニー充電器で充電
した単3ジュースを飲んで元気充電ピカ☆☆☆』
こうしてぴか子とサトシっちはマチャラの森を抜け、イスカンタル目指して進むの
であった。
二人の旅はまだまだ続くっ。