第38話 バッジの行方
あたいはぴか子 電気系ボケモン☆ レベル38。
二つ目のバッジゲットを目の前に、アイスバトルの真っただ中ピカ☆
「ぴか子!ヌー子!残るはシャービクン1人だぜ!
一気に片付けちまおうぜだぜ!」
『任せるピカ☆』
「お任せください!精いっぱい頑張ります!エヘ」
「そうはいきませんよ」「そうはいきませんよ」
「シャービクン!ふぶき!!」
カチンとコチンの息はぴったりだ。
「ヌー子!連続ドロダンゴで迎え撃て!
ぴか子はかげぶんしんでかわしながら体温を上げるんだ!」
「構わず猛ふぶきよ」「構わず猛ふぶきよ」
「負けるな!2人とも!そのまま耐えるんだだぜ!」
「だ、だ、大丈夫です!まだまだいけるでございます。エヘ」
『ピカピカ〜息が上がってきたピカピカ〜』
「さらに連続猛ふぶき!」「さらに連続猛ふぶき!」
ヒュ〜〜〜〜〜
ものすごい暴風雪が2人を襲う!
「あわわわわ〜〜負けないでございますよ、エへ」
『ピカ〜〜体温はじゅうぶんに上がってきたピカ!
でも体力が限界ピカ〜〜』
「ヌー子!さらに大きなドロダンゴをもっと早くだぜ!」
「え?!こ、これ以上は、、、いえ、やります!
弱音は吐きませんでございます!エヘ」
「ぴか子はかげぶんしんのままシャービクンに近づくんだ!」
『ピカ!向かい風がすごいけどなんとかやってみるピカ!』
「シャービクン!吹き飛ばしちゃえ!」「シャービクン!吹き飛ばしちゃえ!」
ヌー子は汗だくで頑張ってドロダンゴを投げ続けている!
「ふぶきの中なのに暑いでございます!まだまだです!エヘ」
ぴか子はシャービクンの目の前まで前進した!
「行け!ぴか子!11まんボルトだぜ!」
『ピカピカピカピカピカ子ぉぉ〜〜アタぁ〜っク!』
ビリビリビリビリビリビリビリビリ、どっかぁ〜ん!!!
ぴか子の11まんボルトがシャービクンに直撃!
「シャービクン!じこさいせい!」「シャービクン!じこさいせい!」
シャービクンはあられを吸収して元の形に戻ってしまった!
「ぎゃっ!これではキリがございません!そろそろ体力が限界、、、
冷たい生ビールが飲みたいでございます。エヘ」
『ピカ?!さいせいはズルいピカ! もうだめピカ!
単三ジュースが飲みたいピカピカ!』
「うふふ、降参しますか?」「うふふ、降参しますか?」
「負けるもんかだぜ!でも、2人ともそろそろ限界だぜ、、、
どうする?とにかく頑張れだぜ!」
「シャービクン!最大ふぶき!」「シャービクン!最大ふぶき!」
「ヌー子!ドロダンゴで迎撃!ぴか子!かげぶんしんでかわせ!」
「ひゃ〜〜!弱音は吐きませんが限界でございますぅ〜エヘ」
『もうだめピカ〜アイスが食べたいピカ〜〜』
「それだぜぴか子!シャービクンは氷のかたまりだぜ!
2人でかぶりつけだぜ!」
『アイス大好きピカ〜〜!』
「エヘ、失礼してかみついちゃいます。エヘ」
2人はシャービクンにかみついた!
体力の限界だった2人はすごい勢いでシャービクンに
かぶりついている。
「女子はスイーツに目がないのです。エヘ」
ぴか子は調子に乗ってシロップをかけている!
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル39に上がった!
ぴか子は「味付け次第で美味しくなる」を覚えた!
シャービクンはついに倒れた!
「私たちの負けです」「私たちの負けです」
「やったぜ! みんなよくやったぜ! 」
「それではバッジをお渡しします」
「二つ目のバッジ、ゲットだぜ!」
「コホン 当初作戦とはほど遠いですが結果オーライです。コホン」
「精いっぱい頑張らせていただきました!エヘ」
「頑張ったざんす!」「面白かったワニ」
『あたいの活躍見てくれたピカピカ?』
「?ワテの出番が無かったっパ〜! 特戦隊としてすんまへんッパ」
「よし!みんなサンキューな、基地に帰ろうぜ!」
バッジをゲットした仲間たち、この次はどこを目指すのか?
つづく
第37話 アイスバトル
ピっカ~☆ アタイはぴか子電気系ボケモン、レベル37!
氷使いのカチンとコチンとのバトル、れいとうビームやふぶき攻撃で
足元もスベるし寒くて元気出ないし震え上がっちゃうピカピカ。
『寒いピカ〜 元気充電がうまくいかないピカピカ〜』
「とにかく動いて身体を温めるんだ!ぴか子!かげぶんしん!
オヤカタはトドッコに連続クギうち攻撃だぜ!ゲットだぜ!」
「そうはさせないわ!」「そうはさせないわ!」
「ユキンコ!雪降らし!」「ドドッコ!地面にれいとうビーム!」
ぴか子は足元を気にしながらかげぶんしんの体勢に入った!
オヤカタはクギをくわえてトドッコに迫っている!
ユキンコは雪を降らせた!
トドッコが地面にれいとうビームを放ったことで、
地面はスケートリンクのようにこおりついてしまった!
『すす、滑るピカ〜 寒くて元気も出ないピカ』
「ぴか子!とにかく身体を温めて電圧を取り戻すんだだぜ!
オヤカタは飛行タイプだから地面は関係ないぜ!
そのまま突撃っだぜ!」
「ユキンコ、オヤカタにふぶき!」
「トドッコ、オヤカタにれいとうビーム!」
「わわわ、よけきれんざんす!」
集中攻撃を受けたオヤカタは羽根が凍りついて撃ち落とされてしまった!
「しまったざんす!」
「オヤカタ!戻れ!代わってヌー子!ドロダンゴを投げまくれだぜ!」
「お任せ下さい!エヘ、エヘ、エヘ!」
「ぴか子は落ちたドロダンゴの上を使ってユキンコに電気ショック!」
『その手があったピカ☆これなら滑らないから身体を暖めながら
前に進めるピカ!』
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル38に上がった!
ぴか子は「環境が悪いせいにせず打開策を考える」を覚えた!
『ピカピカピカピカ〜アタ〜っク!』
ビビビッ!ユキンコは目を回した!
「チャンスでございます!ドロダンゴくらって下さい!エヘ」
ボカぁン!
ユキンコはドロダンゴの直撃で倒れた!
「やるわね、あなたたち」「やるわね、あなたたち」
カチンはユキンコを引っ込めてシャービクンを繰り返した!
「行くわよシャービクン!」「行くわよトドッコ!」
『元気充電できたからもう負けないピカ!』
「わたくしのドロダンゴでダウンさせちゃいますわ、エヘ」
「頼むぜ!ヌー子は連続ドロダンゴで相手の動きを封じろだぜ!
電圧を維持するんだだぜ!まずはトドッコを集中攻撃!」
「合点でございます!エヘ」『任せるピカ!!』
「ぴか子にれいとうビーム!」「ぴか子にふぶき!」
ぴか子はかげぶんしんでよけまくっている!
『さすがに疲れてきたピカピカ。何とかしなきゃピカ』
そうしているうちにヌー子の放ったドロダンゴが
山になってきた。
「わたくしもそろそろ、、いや!弱音は吐きませんわ!エヘ」
ヌー子のドロダンゴでとうとうトドッコの動きが止まった!
「今だ!ぴか子!トドッコに11まんボルト!!」
『ピカピカピカピカピカ子ぉぉ〜っアタぁ〜っク!』
ビリビリビリビリビリビリビリビリ どっかぁ〜ん!
トドッコは倒れた!
「やったぜ ぴか子!そのままシャービクンに集中攻撃!」
「うふふ、ここからが勝負よ」「うふふ、ここからが勝負よ」
不敵に笑うカチンとコチン。
相手はシャービクン1人だ。バッジは目の前!
次回に続く
第36話 氷使いのカチンコチン
ピっカ~☆ アタイはぴか子。電気系ボケモンレベル36!
サトシっちと旅を始めてここまできたピカ☆
今から氷使いのジムリーダー カチンとコチンのペアとの
ダブルバトルが始まるピカ!
「それでは!ジムリーダーカチン コチンとチャレンジャー
サトシっちのバトルを開始します!!」
「行きなさいユキンコ!」「行きなさいジュヒョウ!」
「オレたちも行くぜ!」
「パっパ~!と行くッパ」『任せてピっカ!!』
ルンルンパとぴか子が飛び出そうとしている!
「コホン!おふた方!お待ちを!計画通りにしないと。。」
プライゴンがあわてて二人を止めようと飛び出してしまった!
「チャンスよユキンコ」「チャンスよジュヒョウ」
「れいとうビーム!」「ふぶき!」
ビビビビ~~~ ひゅうぅぅぅ~~~
ピキピキ~~ン
プライゴンの背中に攻撃が直撃!
プライゴンは凍りついてしまった!!
「うわっ!!だぜ!!いきなりプライゴンをやられてしまったのは
痛すぎるぜ! ぴか子!ルンルンパ! 一旦ひっこめだぜ!」
ピコピコ~ン♪
ぴか子はレベル37に上がった!
ぴか子は「集団戦で作戦と連携は大切」を覚えた!
『ごめんピカ!張り切り過ぎたピカ!!』
「パ~~!!わいとしたことが!!すんまへんプライゴンはんッパ」
「気を取り直していくぜ! 行け! オヤカタ!ワニンコ!」
「任せるざんす!」
「行ってきますンコ!」
「うふふ。氷の世界を見せてあげますわ」「うふふ。氷の世界を見せてあげますわ」
「負けるもんかだぜ!オヤカタはジュヒョウにクギうち攻撃!
ワニンコはユキンコにかみつく攻撃だぜ!!」
オヤカタはジュヒョウにクギを打ち込んだ!
キレイに等間隔に打ち込んでいる。きちょう面で仕事が丁寧だ!
2本目、3本目とつぎつぎ打ち込んでいく!
ジュヒョウは苦しんでいるようだ。
ワニンコはユキンコに素早くかみついた!
ユキンコは痛がっている!
ワニンコは。。。次の指示を待って攻撃をやめてしまった。
不安そうにサトシっちを見ている。
「ジュヒョウ、振りほどいて反撃よ」 「ユキンコ、距離を取って反撃よ」
ジュヒョウはオヤカタを振りほどこうとしているが、
オヤカタの打ち込んだ釘は簡単には外れない!!
ユキンコはワニンコの攻撃から逃れ、れいとうビームを撃ちこんできた!
ビビビビ~
「寒い~~ンコぉぉ!!」
ワニンコは凍り付いてしまった!!
「戻れワニンコだぜ!!、行け!ぴか子!ユキンコに11まんボルト!
オヤカタはジュヒョウに続けて攻撃!だぜ!」
『任せるピッカ!!ぴかこぉぉぉ~アタぁ~~っク!!』
ビリリっ。。ぷすん。
「何やってんだだぜ!ぴか子、それじゃ~1.1ボルトくらいだぜ!」
『あれれれピカピカ? 寒さでバッテリーが上がっちゃってるピカ。。』
ぴか子は苦戦している。。
「クギクギ〜打つザンス、打つザンス〜☆」
トンテンカントンテンカン!
オヤカタはリズミカルに打つ!打つ!
ばったぁ〜ん!!ジュヒョウは倒れた!
「ユキンコ!れいとうビーム」「ジュヒョウ!戻って、代わってトドッコ!」
ビビビ〜 ぴか子をれいとうビームが襲う!
『ピ〜カ〜!寒いピカ!』
寒くて元気が出ない上、 れいとうビームで凍えちゃうというピンチで
ヤバいピカピカ。
でもでも次回は大活躍の予定ピカ☆
次回も絶対見るぴかよ o(≧▽≦)o
つづく
第35話 新しい仲間ざんす
ピっカ〜! あたいはぴか子、電気系ボケもんレベル35☆
あたいたちは今度こそ2つ目のバッジをゲットするため、
ハビキシティへと向かっているところピカ☆
ジムはもう目の前、腕が鳴るピカピカ☆
ジムの近くまで進むと なんだか聞きなれない音が聞こえてきた。
コンコンコンコン。。
『なんの音ピカピカ?』
「コホン。キツツキか何かの音ですかね?」
「ワテらがパパ〜っと見てきまっパ!行くで〜ヌー子!」
「ガッテンですわ。エヘ」
ピュ〜〜ン 特戦隊は音の方へと消えて行った。
しばらくするとヌー子が帰って来た。
「報告いたします。ボケもんが家を建てている音でございました!
飛行系のボケもんが力持ち系のボケもんと2人でやってますです。エヘ」
「コホン。それでルンルンパはどうしましたか?」
「2人を仲間にするって言ってバトルを仕掛けたでございます。エヘ」
「ゴッホ、ゴホンっ。またそんな無計画な。。。(ー ー;)
サトシっちさん!何とか止めて下さい!コホン。」
「面白そうだぜ!オレ達も行こうぜ!」
「??!?!?!?? コホコホン!! マジすか?!
わ、わかりました!では2人をゲットする作戦を立てましょう」
「頼むぜ!プライゴン!仲間を増やしてバッジもゲットだぜ!」
「それではさっそく向かいましょう。案内いたしますわ。エヘ」
「頼むぜ!ヌー子!ルンルンパを早く応援に行かなきゃだぜ!」
「あ、あの辺りでございますわ。エヘ」
「おお〜〜いっパ!サトシっちはん遅いでっせ〜」
ルンルンパがドヤ顔で手を振っている。
「どうした!ルンルンパ、大丈夫だったか?だぜ」
「見ての通りっパ。お二人さん、自己紹介するっパ」
「親方ざんす。飛行系ボケもんざんす。大工仕事が得意ざんす。」
「ボクはワニンコだワニ。力持ちの水系ボケもんだワニ。」
「そういうことでパっパ〜っと仲間になるよう説得済みっパ」
「そういうことかだぜ! オレマチャラタウンのサトシっち!
よろしく頼むぜ!」
「コホン。計画性がなさ過ぎてビックリですが、そういうのも
嫌いではありません。では改めてジムへと急ぎましょう」
『ピカピカ☆仲間も増えて大勝利間違いなしピカ!』
「パッパ〜っと行きまひょ!」
「わたくしめに行かせてくだされば間違いなしですわ。エヘ」
「ワシらようわからんけどとにかく頑張るざんす」
「ボクも行くワニっ」
「コホン。しっかり気を引き締めてよく考えて行きましょう。コホン。」
「とにかく行こうぜ!バトルしようぜ!ゲットだぜ!GO!」
6人編成になり賑やかになった一行は、ハビキシティジムへと進む。
「コホン。到着したようです。ここがハビキシティジム。
では挑戦のための手続きをしてまいります。」
「頼むぜ、プライゴン!バトルしようぜ!ゲットだぜ!」
「お頼み申します。私たちはマチャラタウンのサトシっちと
そのボケもんのチームです。バトルを申し込みにまいりました。」
「オッケー☆ 入っておいで☆」「オッケー☆ 入っておいで☆」
中から重なった声が聞こえてきた。
「こんにちは!オレ、マチャラタウンのサトシっち!
バトル挑戦にきました!ゲットだぜ!」
「ここのジムリーダーは私たち」「ここのジムリーダーは私たち」
「私、カチン」「私、コチン」
「息ぴったりでスゴイだぜ!でもオレ達だって負けないぜ!」
『ピっカ〜☆ 今度こそサトシっちにバッジを渡すピカ!
そ、それにしてもここ、すごく寒いピカ。。何だか電気のパワーが
出なくて元気が出ないピカピカ。。。』
「コホン。それは低温時分子が移動しにくくなることで、
電気が発生しにくい環境になり、電気系ボケもんのぴか子さんは
元気が出にくいと考えられます。コホン」
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル36に上がった!
ぴか子は「温度変化に電気のパワーは左右される」を覚えた!
ハビキシティでの戦いが始まろうとしている。
見事二つめのバッジをゲットすることはできるのだろうか?
つづく
第34話 目指せハビキシティジム
ピっカ〜!あたいはぴか子 電気系ボケもん レベル34☆
カニャンタウンでは変なおじさんに騙され、バッジをゲット
し損なったあたい達。
本当のバッジの在り処、ハビキシティに向け出発したところピカ☆
しばらく進むとショッピング帰りのコインキングが向こうから
帰って来た。
「コイ〜ン!君たちどこ行くコイン?いつ帰って来るコイン?
僕のゴハンはどうするコイン?もしもし無線が鳴ったらどうするコイン?」
「先行ってパッパと偵察してきまっさ〜 行くで〜ヌー子」
ピュ〜〜〜ン!
特戦隊は光の速さで消えていった。
「待つコイン!バッジなんか放っといて僕のサポートをするコイン」
「待て待てコインキング、お前達だけじゃ留守番できないから
今回はコインキングのサポートのペロペロリームのサポートに
ゴニョゴニョを置いてきたから大丈夫だぜ! 」
「コイ〜ン! そやかてゴニョゴニョにはまだ早いコイン。
サポートのサポートのゴニョゴニョのサポートにプライゴンが
付くコイン! プライゴン、あんじょう頼むコイン」
『サポートのサポートのサポートとか意味わからんピカ(怒)
副キャプテンとか、キャプテン付軍曹とか、どんだけ付けても
結局自分で何も考えられないとかって終わってるピカ!
プライゴン、無視でいいピカ!! 放っといて行こピカ!
なんならあたいが電撃食らわせてやるピカよ』
「コホン。電撃はダメですよ。多分気絶してしまいます。
しかしキャプテンのコインキングの仰せ付けなので私は立場上、
あんじょう?とかの不明瞭な指示でも無視は出来ません。困りました」
「あ!お客さんだぜ!いらっしゃいませだぜ!」
「お、お、お、お客さんコイン?? 眠くなってきたコイン!
ボ、ボクは基地に帰って3ヶ月前の家計簿を付けなくちゃコイン!
ペロペロリームが待ってるコイン!忙しいコイン!帰るコイ〜ン」
コインキングは急いで帰って行った。
『ピカピカ?お客さん?どこピカ?』
「そんなのいないぜ(笑)プライゴンが困ってたからコインキングの
苦手なお客さんが来るって言葉を使っただけだぜ」
「コホン。ありがとうございます。これでくだらない案件を
あんじょう?する無駄な時間、奪われずに済みました。
本来の作戦計画に集中いたします。コホン。」
しばらく進むと特戦隊が偵察を終えて帰って来た。
「ただいま帰りましたでございます エヘ」
『おかえりピっカ☆ どうだったピカピカ?』
「エヘ。ハビキシティジムリーダーのデータ 特戦隊調べを報告いたします。
ハビキシティジムリーダーはカチンとコチン。双子の女子でございます。
氷使いのトレーナーで双子ならではの連携を使ったダブルバトルが
得意のようでございます。エヘ。」
「関係無いぜ!イケイケだぜ!バトルしようぜ!ゲットだぜ!」
「パッパと行きまひょ〜」
『ピカピカ!あたいは元気満充電 絶好調ピカ! 行くピっカ☆」
「コホ〜〜ンっ! サトシっちさん! さ、く、せ、ん、です!
皆さんも! すぐ突っ走らないでまずは計画を立てましょう!
PDCAでやって行けばチームがレベルアップしていくこと
請け合いです。コホン」
『PDCA?ピカピカ?』
PDCAとは
プラン ドゥ チェック アクション の頭文字を並べたもので
デミングサークルと呼びます。
何か物事を継続的に行う時、
計画を立て、計画通り実行する、成果を見る、結果を踏まえて改善策をとる。
これを繰り返す事により、折角の経験値を無駄なルーティンで失うことなく、
財産として蓄積していく事が可能になるのです。
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル35に上がった!
ぴか子は「デミングサークル」を覚えた!
『ごめんピカ(笑)』
「そうだったぜ(笑)つい張り切ってぶっつけ本番かますとこ
だったぜ。サンキュープライゴン」
「コホン。いえいえ、そこが我々チームの良さでもあります。
モチベーションを保ちつつ最善の策を講じましょう。コホン」
「パッパ〜っとワイとヌー子でピャーッとアレしてガッツーンと
かましてバッジゲット作戦で行きまひょ!」
「コホン。冗談はここまでにして本題に入りましょう」
「よし!任せたぜ プライゴン!」
「では作戦を発表します。。。。。。。。。」
「さすがでございますわ。負ける気がしないでございます。エヘ」
『ピカピカ!あたいの大活躍を期待するピカ!』
「ガッテンでおまっ!パッパとバッジゲットしまひょ」
準備万端ジム戦に挑むぴか子と仲間たち。
作戦通りに上手くいくのだろうか?
つづく
第33話 ヘトヘトで帰ってみると
アタイはぴか子、電気系ボケもん Level33☆彡
カニャンジムで変なオッサンに騙されヘトヘトで基地へ帰る途中、
今度は変なボケもんに絡まれて大ピンチピカピカ☆
「ルンルンパ!待ってろだぜ!今助けるぜ!
ぴか子!まだいけるか?」
『ピっカ~!!まだまだ元気ピカ!頑張るピカよ!』
「よし!ぴか子は11万ボルト!ヌー子は同時攻撃でドロダンゴ!」
「オ~っホっホっ♡困った人たちね。タバになってもムダよん」
ギャーギャー!!
ニンフィやはすべての攻撃をさらりとかわしてハイパーボイスを
繰り出して来た!
ぴか子もヌー子もウンザリしている。。。
「これはピンチだぜ! バンチョーも頼むぜ!バカぢから攻撃!」
「ま、ま、任せろドスコイ!でで、でもキレイなボケもんに
攻撃するのは気がひけるドスコイ」
「♡♡♡〜!!! 今、何と言ったフィや?? 誰が言ったフィや?♡
もう〜♡ 聞きました?きャイリュウさん♡私、困りますフィや♡」
バキッ!きャイリュウは黙って瓦を割っている。
「私の美しさにまどっちゃう若いボケもんが多すぎて困っちゃうから
オンコチ山に帰るフィや♡みなさんごきげんよう♡フィや♡」
バタバタっ きャイリュウはニンフィやを背中にのせて飛んで行った。
「た、助かったっパ〜。何だったんだ?意味わからんっパ??」
「ともかく助かって良かったでございます。エヘ」
「コホン。次同じことが起きないように対策しておきましょう。コホン」
『ピカ!電撃食らわせたかったけど、まぁいいピカ、次は負けないピカ』
「ともかく基地へ帰るぜ!みんな行くぜ」
しばらく歩くと基地が見えてきた。
「ただいまっパ〜☆特戦隊が一番乗りパッパ〜!
さっそく次のジム戦にパッパと行こうっパ」
「??!?!??? さすがにそれは少し休みましょう エヘ」
「コホン。情報によるとジムバッジはハビキシティの女ジムリーダーが
持ってるということでしたね。まずは計画を立てましょう。コホン」
「コイ〜ン 君たち帰ってたのか。それならそうと言うコイン。
さっそくだけどさっきもしもし無線で知らない人から連絡があったから
ルンルンパは僕のサポートで代わりに折り返すコイン。」
「オッケーっパ!任せなはれ!パッパともしもし無線しまっさ。
ところで何の内容でっしゃろ?」
「僕は分かんないコイン。自分で聞けコイン」
「。。。パ?」
「プライゴン、僕の食料がそろそろなくなるから何か考えて
あんじょうするコイン。」
「コホン。あんじょう? ですね?買い足しますか?栽培しますか?
それともどこかで収穫しますか?コホン。」
「自分で考えろコイン」
「。。。コホン?」
「さっそうと的確な指示を出す僕はさすがキャプテンだコイン。
さて、ショッピングに行ってくるコイン」
入れ違いにサトシっちたちが帰って来た。
「おお〜い!ただいまだぜ☆ みんな早かったなぁ。ひと休みしたら
ハビキシティにレッツゴーだぜ! プライゴン、作戦計画を頼むぜ!」
「コホン。その前にコインキングキャプテンの食事の段取りを
仰せつかいましたので。。。」
「??!?!??! 何だそりゃだぜ。。バトルに出るのも嫌、
留守番もロクに出来ないのか?」
「ワテかてもしもし無線の折り返し〜言われたんでっけど
んなもん留守番もしもし録音サービスと変わりまへんがな。
パッパと折り返しまっけど、もしもし対応位はマトモに
でけまへんと対外的にカッコ悪ぅおまっせ。」
「ショックだぜ。でもペロペロリームも一緒にいるんだから
大丈夫なのでは?ゲットだぜ!」
「ペロペロリームさんも以下同文のようでございます。エヘ」
「も、もういいぜ。聞きたくもないぜ、ルンルンパはパッパと
折り返しをして用件を済ませてくれ。
プライゴンはある程度食事の計画を立てたらゴニョゴニョに
引き継いで実行させてくれだぜ。
そこまで出来たらぴか子、プライゴン、特戦隊はハビキシティに
出発だぜ! ゴニョゴニョはコインキングの食事の計画を実行、
バンチョーは留守の間にコインキングが貯め込んだゴミの山を
片付けて空いた場所に木の実置場を作っておいてくれだぜ」
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル34に上がった!
ぴか子は「整理とは要らないものを処分すること」を覚えた!
『ピっカー☆ 今度こそバッジゲットピカね☆』
「パッパと行きまひょ!」
「コホン。まずは偵察、分析して計画を立てましょう。」
「腕がなりますわ。エヘ」
「出発だぜ!」
ハビキシティに向け、次のバッジゲットのため旅立った
ぴか子と仲間たち。
ジム戦に勝利することはできるのだろうか?
つづく
第32話 思い込んだら試練の道
ピっカ〜☆ あたいはぴか子☆
電気系ボケもん レベル32☆
カニャンジムでニセリーダーに騙されたものの
バトルの練習にはなったということにして
基地に帰るところピカピカ☆
「パッパ〜ほんまえらい目にあいましたなぁ〜」
『ピカ☆おもしろかったからもういいピカピカ☆
次の特訓になったし、ね〜ヌー子』
「そうでございますね、前向きにいきましょう。
笑う門には福来たるでございますです。エヘ」
ピコピコ〜ン♪
ぴか子はレベル33に上がった!
ぴか子は「無駄になる経験は無い」を覚えた!
そうこうして歩いていると遠くから何か聞こえてきた。
バキッ。。。 バキッ。。。
「何の音でっしゃろ?パッパ〜っと見て来まっさ!
行くで〜ヌー子!」
「ガッテンでございます。エヘ」
「ま、待て特戦隊!嫌な予感が。。。あっ!」
ピュ〜ンっ っという音と共に。。 もういなかった。。。
『あ~あっ、いっちゃったピッカ。。』
「コホンっ。サトシっちさんの嫌な予感は私の嫌な予感と一致している気がします、コホホンっ、あの音はオンコチ山コンビの。。」
「俺もそう思ってたぜ! 特戦隊、変な事に巻き込まれなきゃいいけど。ゲットだぜ」
その頃、特戦隊はサトシっち達の心配をよそに音のなる方にものすごいスピードで近づいていた。
「あ、あそこでございますわ、あの木のカゲから聞こえてますわ エヘッ」
「パッパ~っと見に行きまひょ」
木のカゲから二人でそっとのぞくと きャイリューが瓦を割っていた!
その隣には。。
「わ、わ、いつかのキレイかってひつこいおばさんパッパ!」
「ルンルンパさまっ!お声が大きいでございます!エヘッ」
「フィや~誰ですか?今、キレイとか聞こえたんだけど?私、困りますフィや~♡」
「すごい地獄耳ですわ、しかも『キレイ』って言葉だけを器用に聞き分けたのはさすがですわ エヘッ」
「パッパ~ 意味わからんっパ~ 行こうぜっパ」
「お待ちなさいっ。私、キレイでしょ?どこがキレイか言って行くフィや」
「むぅぅ~っ ルンルンパ~ンチ!ッパ」
「お待ちくださいっ!適当にキレイって言っておけば丸く収まりますわ エヘッ」
「そんな嘘つけんっパぁ~~!」
ルンルンパンチが炸裂?!
いや!強烈なカウンターがルンルンパを捕らえていた!
バコ~~ン!!
「ウギゃ~~ッパ!」
「だ、大丈夫でございますか?エヘッ」
「うぅぅ~~強烈っパぁ。。」
「おバカさんフィやねぇ。私に触れるなんて10年早いフィやよ、さぁ、私のどこがキレイか言うフィや」
「パッパとそんな嘘言うもんかぁ。。 10年経ったらオンコチシティの住民のくせにッパぁ。。」
「フィや~~っ!何ですって!早く素直になるフィや!こうしてくれるフィや!」
ルンルンパはニンフィやに踏んづけられて大ピンチだ。。。
「エヘッ。わたくしがなんとかしなくちゃですわ。でもどうしよう、どうしよう」
責任感の強いヌー子は困り果てている。
「おぉ~~い!特戦隊~~っ!大丈夫かだぜぇ?」
「サ、サトシっちさんっ!助かりましたわっ。ルンルンパ様がオンコチ山コンビにやられてピンチなんですわっ、助けてくださいっエヘッ」
「コホンっ。予感的中ですね。 わたくしがなんとかしてきますっ コホンっ」
「頼むぜプライゴン!ルンルンパを救い出せだぜ!」
『頑張れピっカ~☆』
「コ、コホンっ そこのキレイなオンコチ様。そのキレイな足をどけてやってもらえませんか?コホンっ」
「フィや~~っ♡ ヤキモチ妬いてるフィや?あなたがキレイな足で踏んで欲しいフィやね、困るフィや~♡」
「コホンっ んなわきゃ。。いえっ、はいっ。」
「心がこもってないフィやっ。透明メガネでちゃんと見るフィや♡
どこがキレイか素直に言えば考えてあげるフィやっ」
「コホンっ。そ、そのっ、み、みみのあたりがキレイですっ とても約オンコチには見えないです。コホンっ」
「フィや~?何が約オンコチ?どこがキレイか聞いてるフィや。余計な事は言わなくていいフィや!」
「コホンっ、あの。みみの辺りが。。」
「それはもう聞いたフィや。他には?」
「ゴホンゴホンっ うっ、目、目の辺りが。。」
「目の辺りがどうしたフィや?」
「コホンっ キ、キ、キレ。。」
「パッパぁ~~っ ワテの事はもうええからそんなウソ言うたらあきまへんっパ~~っ」
「お黙りっフィや!」
グリグリグリグリぃ~~っ
「ウギゃ~~っパ」
「エヘッ。もうやめて下さいませっ 全てがとてもキレイでございますわ。エヘッ」
「フィや~?当たり前ですわ。私は殿方の意見が聞きたいフィや~、そっちの赤メガネとの話が途中フィや~」
「コホンっ、もう我慢できませんっ!ドラゴンクローですっ!」
「あっ!ダメでございますっ! オンコチ山コンビめちゃくちゃ強いですっ
うかつに攻撃すると危ないです エヘッ」
バッコ~ン!!
プライゴンのドラゴンクローは届かす、ニンフィやのカウンターの餌食になった!
「ゲホっゴホっ コホンっ 強烈〜 」
プライゴンは倒れた。。。
「お〜ほほほほ♡赤頭のトレーナーさん、赤メガネなんか信用してたら
この通りですわ♡ 私キレイでしょ?」
「まだまだだぜ。ぴか子11まんボルトだぜ!」
『任せてピっカ!ぴか子ぉぉ〜アタぁああっク!』
「フフン♡ お下品な攻撃ですこと。そんなの当たらないって
みんな言ってるフィや♡ 私は心配してるフィや 」
バシバシバシっ!
ニンフィやの往復ビンタがぴか子を叩きのめした!
『痛いピカ〜(泣)』
「むむむ。。厳しい試練だぜ。ルンルンパ、待ってろだぜ!」
またもやピンチのぴか子と仲間たち。
ルンルンパは救出できるのだろうか?
つづく