第48話 捨ててきなさい!

ピっカ〜☆ あたいはぴか子、電気系ボケもん レベル48

 

炎のジムリーダーをやっつけて、3つ目のバッジをゲットした

アタイたちは意気揚々と基地に帰るとこピカピカ☆

 

「パ〜 ほなちゃっちゃと帰りまひょっパ」

「おう!みんな、帰るだぜ!」

『ピっカ〜☆  帰ろ、帰ろピカピカ☆』

 

一行はカニャンタウンの基地目指して歩き始めた。

 

「あ、あの〜でございますが、後ろから誰かずっと着いてきている

ようなんですが、、 嫌な気配がしますです。。。エヘ」

 

『ピカピカ?アタイもなんか鳥肌が立ってるピカピカ。。』

 

「コホン。私は何も感じませんが、どうしたものですかね?」

 

「パ〜! わいがパパっと、見てきまっさ〜」

 

「ルンルンパ!頼んだぜ!気をつけて。。あっ」

ぴゅ〜〜〜ん!

ルンルンパはもういない。

 

 

「パぁぁ〜? ヌー子もぴか子も何を言うてましたんやろ?

何もいてへんし何もありまへんがなっパぁ〜」

 

ガサゴソ!

木が揺れている。 

 

「パ?誰かそこにいまんのか?パパパのパ?」

f:id:pikapikako:20160817171150j:plain  

ぷぴゅゅ〜〜

どこかで聞いた事のある音が。。。

ルンルンパを細い煙が取り巻いた!

 

「パ?? なんでんねん!この気しょく悪い煙は?!

あ!お前はさっきのジムの!」

 

茂みからトイトイが出てきた。ニヤニヤしている。

「ぷヒュー」

 

「ワテらになんか用かッパ?」

「ぷヒュー」

 

「な、何だこいつはッパ!もう無視して行くッパ」

ぴゅ〜〜ん!

ルンルンパは逃げるようにみんなのところへ帰った。

 

「パぁ〜! みんな〜偵察行って来たッパ。

変なのがいたけど相手にしなくて大丈夫ッパ!

何も言わないでニヤニヤしててきみが悪いヤツっパ!

さっきのジムで煙を」

 

「ぷヒュー」

 

「そうそう、ぷヒューって出すヤツっパ!」

 

「コホン、何で連れて来たんですか?」

 

トイトイはルンルンパに着いて来ちゃったようだ。

 

「ダメだぜ、ルンルンパ、変なの拾ってきちゃだぜ」

f:id:pikapikako:20160817171446j:plain

 

「パパパ!連れて来たわけじゃないっパ!

こいつが勝手に着いて来たっパ!」

 

「ぷヒュー」

トイトイは楽しそうに煙を吹いている。

 

『ピカ!変な事したら電撃ピカ!』

「近くにいるのは嫌でございますわ、放っておいて

早く行きましょう。エヘ」

 

「みんな!行こうぜ! じゃあな!トイトイ」

 

「コホン、トイトイさん炎ジムでクビになっちゃったから

行くところなくて着いて来ちゃったんでしょうね。

気の毒ですが置いて行きましょう。コホン」

 

f:id:pikapikako:20160817171504j:plain

 

一行はトイトイと別れ、基地目指して帰ることにした。

 

 「ただいまメラ〜!」

「コイ〜ン! で、バッジはどうだったコイン?」

 

「コホン、見事ゲットして参りました」

 

「それは良かったペロ、怪我もなくて何よりペロ、

ところでそのボケもんは誰ペロ?」

 

「??!?!? 。。。!!ギャ〜〜〜〜っパ! 

びっくりさすな!!何着いて来とんねんっパ!」

 

「ぷヒュー」

 

「コイン?トイトイじゃないか、久しぶりコイン、

元気だったかコイン」

 

f:id:pikapikako:20160817230204j:plain

 

「ぷヒュー」

 

「コ、コホン、キャプテンの知り合いですか?」

 

「昔一緒のチームにいたコイン、無口だけどいいヤツコイン、

あんじょうしたってくれコイン」

 

「ゲホっゴホン。私に言われましても。。。

サトシっちさん、どうしましょう。私はあまりお勧めできませんが

キャプテンの推薦です。」

 

「コイ~ン!推薦とかそういうのじゃなくてただ知り合いで、

あんじょう頼むコイン!」

 

「。。。だそうです。コホン。私には判断しかねます」

 

「判ったぜ、じゃあ3ヶ月だけ試しにチームに入れてみようぜ、

キャプテンの推薦だし、大丈夫かもだぜ」

 

「コイン!コイン!推薦とかそういうのではないコイン!」

 

f:id:pikapikako:20160818102848j:plain

 

「判った、判っただぜ、後でキャプテンが言ったからとか

言わないから大丈夫だぜ。」

 

「コイ〜ン!ならあとはサトシっちの責任だからしっかりやって

くれコイン!プライゴン、あんじょう頼むコイン」

 

ピコピコ〜ン♪ ぴか子はレベル49に上がった!

ぴか子は「あんじょうでは意味がわからない」を覚えた!

 

 「コ、コホン。とりあえず試用期間という事で腕章をしておきましょう。

はぁぁっ あんじょう、ですね。まぁ何とかしてみましょう。コホン」

f:id:pikapikako:20160818104812j:plain

 

「ぷヒュー」  『ギャ〜!ピカ!こっちに吹くなピカ!』

 

 先が思いやられる感じになったが次のバッジを目指して前に進め!

 

つづく

 

 

 

第47話 気合いだぜ! 根性だぜ!

ピっカ〜☆ あたいはぴか子、電気系ボケもん レベル47

3つめのバッジをゲットしようとするサトシっちに

着いてフジイシティジムにやってきたけど、

ちょっぴり苦戦中ピカ。


苦戦しているならっ!

この通りすがりの私が 必殺技 太陽拳で!

やっつけましょうか?


f:id:pikapikako:20160809183650j:plain


いや、待ってください。コホン

メラエッテが頑張ってますので‥少し

様子を見ましょう。


f:id:pikapikako:20160817140940j:plain


f:id:pikapikako:20160817140130j:plain

 


メラエッテが頑張ってるけど、ヤバそうな敵ボケもんの

登場でどうなることかわかんなくなってきたピカピカ。

 

「行けぃ!マグキャメル! だいふんか攻撃じゃ!」

 

ドドドド〜ン!!!

真っ赤に焼けた岩石が降ってきた!

 

「危ないメラエッテ! かわすんだだぜ!」

 

「おっととと〜っ! 危ないメラ! 当たったら痛そうメラ!」

 

 「ワっハっハ! チャレンジャーはよけるだけで精一杯じゃのう、

連続だいふんか攻撃で片付けろ!」

 

ドドドド〜ンっ!

岩石が雨のように降ってくる!

 

かえんほうしゃじゃ効きそうにないぜ。。。

メラエッテ! ずつき攻撃は今でも出来るかだぜ?」

 

「やってみるメラ!  メラメラメラメラ〜っ!」

 

ゴぉぉぉ〜ン!

岩石をかわしながらメラエッテはずつき攻撃を始めた!

 

f:id:pikapikako:20160801073952j:plain

 

「コホン。いいですね〜 接近戦なら、だいふんか攻撃は

当たりません、偶然とはいえサトシっちさんにしては

素晴らしい作戦です! 実行に移したメラエッテさんも

ナイスです!」

 

ピコピコ〜ン♪ぴか子はレベル48に上がった!

ぴか子は「やってみれば道は開ける」を覚えた!

 

『いいぞ〜やれやれ〜ピカピカ!』

 

 「コホン、ずつき攻撃は自分も痛そうなので根性勝負ですね。

私にはマネできませんが、頑張って下さい!」 

 f:id:pikapikako:20160802182624j:plain

 

ゴぉぉぉン! ゴぉぉぉン!

マグキャメルはふらつき始めたが、メラエッテもたんこぶができて

涙目になりながら攻撃を続けている。

 

我慢できずに離れればだいふんかのえじきにされてしまうので、

ここは押し切るしかない!!

 

「メラエッテ!根性だぜ!相手も嫌がっているぜ!」

 

『出た〜!サトシっちの精神論! 何でもゴリ押しピっカピカ☆』

 

「パ〜! メラエッテはん!パパっといってもうたれッパ」

 

「わたくしの分まで一生懸命頑張ってください! 

一生懸命に勝るものなしでございます」

 

「コホン。見事に皆さん精神論ですね   (ー ー;)

しかしここはメラエッテさんの可能性に賭けるしかなさそうです。

敢えて頑張ってくださいと言います、コホン」

 

「大丈夫か?マグキャメル! 距離をとってだいふんか攻撃じゃ!」

 

「メラ〜!逃すもんか! スーパーウルトラスペシャルハイドロずつき!!」

 

ゴぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜ン

「マグぅぅ〜(泣)」

 

マグキャメルは倒れた!

メラエッテも気絶してしまった。

f:id:pikapikako:20160802124904j:plain

 

「よくやったぜメラエッテ! オレたちの勝ちだぜ!」

 

「コホン。わたしの出番がありませんでしたが

勝って何よりです。コホン」

 

 「うぬぬぬ。。。セッシャのチームを破るとは。

しかし負けは負けじゃ! バッジを持って行けぃ!」

 

ジムリーダーハセ山はバッジを手渡した。

 

 

「フジイシティジムバッジ、ゲットだぜ!」

 

『やったピカぁ〜☆』

 

 「ほな、バッジもゲットした事やし、パッパと帰りまひょ」

 

「よし!みんな〜帰ろうだぜ!」

 

 

3つ目のバッジをゲットしたサトシっち!

次はどうする?!

 

つづく 

 

第46話 恐怖のぷピゅゅ〜っ

ピっカ〜☆

あたいはぴか子、電気タイプボケもん レベル46

フジイシティのジム戦の真っ最中ピカピカ。

今回のバトルも頑張っちゃうピカよ。

 

「ヌー子!ドロダンゴでそのキモいトイトイをやっつけろ!」

 

「もちろんです! エイ!エイ!エイ!   エヘ」

 

トイトイはドロダンゴをまともに食らっているが、

ニヤニヤしながらヌー子に近づいてくる!

ヌー子はパニック状態でドロダンゴを投げまくっている!!

 

「イヤぁぁぁ〜 こっち来ないで下さい!!  エヘ」

 

「ウハハハハ! いいぞトイトイ! ヌー子にかえんほうしゃじゃ」

 

「ピゅゅゅ〜」

 

細いけむりの筋がヌー子に向かう。

ヌー子はけむりに巻かれた。

 

「コリャ!トイトイ!かえんほうしゃじゃ!セッシャの

指示通りにせんか!」

 

f:id:pikapikako:20160802075434j:plain

 

「ピゅゅゅゅ〜」

ニヤニヤしながらヌー子にけむりを吹きかけている。

 

「キ、キ、キモチ悪過ぎでございます  Σ(゚д゚lll)」

ヌー子は気絶してしまった!

 

気絶したヌー子にニヤニヤしながらトイトイが近づく!!

 

「ま、マズイぜ!ぴか子!ヌー子と交代!

でんきショックでトイトイの動きを止めろだぜ!」

 

『ピっカ〜☆ 任せるピカ! ビリビリのギタギタに

してやるピカ!   ピカピカピカピカぁぁ〜 アタぁっク!』

 

ビビビっ!!

ぴか子のでんきショックがトイトイに炸裂!

 

f:id:pikapikako:20160731191051j:plain

 

「ムフっ、ピゅゅゅゅ〜」

 

トイトイはよだれを垂らして喜んでいる。。。

 

ピコピコ〜ン♪ぴか子はレベル47に上がった!

ぴか子は「ドヘンタイに攻撃は逆効果」をおぼえた!

 

『ぎゃっ なんか攻撃とはいえアイツに触れるの嫌な感じかも

どうしよピカピカ。。。(−_−;)』

 

「ワっハっハ!  トイトイ!かえんほうしゃでまるこげにしてやれ!」

 

「ぷピゅゅゅゅ〜」

 

1本のけむりの筋がぴか子の顔の辺りに吹き付けられる。

 

『ギャ〜〜! ピカ! もうムリピカ!  』

 

全身鳥肌で泣きそうなぴか子に上機嫌のトイトイが

タニタしながら近づいている。

 

 「コホン、なんなんですかアイツは、女子に攻撃されることに

喜びを感じているようです。。。 ドヘンタイですね (ー ー;)

いったいどうすれば????」

 

f:id:pikapikako:20160731192130j:plain



f:id:pikapikako:20160806181431j:plain

 

「一気にたたみかけろ!トイトイ!

かえんほうしゃと言ったらかえんほうしゃじゃ!」

 

「ぷピゅゅゅゅ〜っ」

 

トイトイの吹き付けたけむりがぴか子を取り巻く!

 

ぴか子は気絶してしまった!

 

「うへへへへ、ぷピゅゅ〜っ」

f:id:pikapikako:20160731192733j:plain

 

気絶したぴか子にけむりを吹きかけながらトイトイが

よだれを垂らして近づいてる。

 

 「うわわ!ぴか子がピンチだぜ!メラエッテ!

ぴか子と交代だぜ! かえんほうしゃでトイトイを

燃やし尽くせだぜ!」


「メラ〜ン!!燃えてきたメラ! やってやるメラ!」


「負けるなトイトイ!炎ジムのホンモノの恐ろしさを

見せてやれ!こっちもかえんほうしゃじゃ!!」


「ぷピゅゅ〜っ!」


トイトイからはけむりしか出ない!

メラエッテのかえんほうしゃがトイトイに直撃!

トイトイは倒れた。

 

「コ、コホン。。なんだったんですか?

キモいだけのボケもんだったとは。。。

それにもメラエッテさん ナイスです!コホン」

 

「なにをやっておるのじゃ!かえんほうしゃも出せんとは!

トイトイ!お主はクビじゃ!引っ込んでおれ!

チャレンジャーはなかなかやりおる!

最後はセッシャの切り札!マグキャメルじゃ!

行け!マグキャメル!」

 

「マグぅぅ〜!」

f:id:pikapikako:20160801073456j:plain

 

「す、すごそうなボケもんが出てきたメラ!

でも負けないメラ!」

 

 ついに切り札を繰り出してきた炎使いのハセ山!

 

サトシっちは3つ目のバッジを手にする事が

出来るのだろうか。

 

つづく

 

 

 

 

第45話 火の用心

ピっカ〜☆ あたいはぴか子 電気系ボケもん  レベル45

3つめのバッジをゲットするためフジイシティジムに

やってきたピカ、今、まさにジムバトルが始まるピカ。

頑張るピカよ☆

 

「よし、こっちは作戦通り水タイプから行くぜ!

一気に押し切れ!  行けっ!ヌー子!だぜだぜ」

「パぁぁ〜っ!」

指示の途中でルンルンパが飛び出した!

 f:id:pikapikako:20160723162553j:plain

 

 「あっ!待てだぜ!」

 緊張しながら前に出たヌー子はルンルンパとぶつかっている。

 大混乱だ!

「コホン、ルンルンパさん!戻って下さい!」

 

「パー!! みずでっぽう攻撃ッパぁ〜!」

f:id:pikapikako:20160723163355j:plain

 

ルンルンパは張り切っていて聞こえていない!

そこらじゅうに水を撒き散らしてご機嫌だ。

しかしダブルバトルではないので2体での攻撃は

反則になってしまう。

 

「仕方がないぜ、ヌー子!いったん戻ってくれだぜ!」

 

「ふっふっふ、挑戦者チームは無駄に元気が良いのう。

セッシャも楽しくなってきたわい。

こちらも行くぞ、迎え撃て!アチチゴリラ!」

f:id:pikapikako:20160723163804j:plain

 

ハセ山はアチチゴリラを繰り出した!

 「ゴホゴホ!」

 

「アチチゴリラ!炎のパンチじゃ!」

「アチゴッホぉぉ〜!」

 

「負けるな!ルンルンパ!みずでっぽうで消火だぜ!」

 

「パぁぁぁ〜! あれ? なんや水が出まへんがなッパ!」

 

バコん!  炎のパンチがルンルンパに直撃!

「ギャ〜っパ! 痛いっパ! 熱いっパ!」

 

「何やってんだルンルンパ! みずでっぽう攻撃!」

 

「ガッテンっパ!  あれ?」

 

どうやらさっき撒き散らしたせいで弾切れを起こしてるようだ。

 

「誰か!新しいみずでっぽうをくれッパ!」

 

バコん! あせっているうちに次の攻撃がルンルンパに命中!

 

「ウギャ〜っパ! こいつ、許さんっパ!  でも水がないッパ!」

 

「今じゃ! アチチゴリラ! 炎のパンチじゃ!」

 

バっコ〜ん!!  

「むぎゅ〜〜っパ」

ルンルンパは倒れた。

 

「コホン、何やってんすか  (ー ー;) ?!   

サトシっちさん!当初計画に戻しましょう! コホン」

 

「おう!だぜ。  行け!ヌー子! アチチゴリラにドロダンゴ!」

 

「エヘ!お任せ下さい! 」

 

ヌー子は連続攻撃でアチチゴリラの動きを止めた!

アチチゴリラは嫌がっている。

 

f:id:pikapikako:20160730095447j:plain

 

「チャンスだぜ! アチチゴリラにみずでっぽう攻撃!」

 

「エヘ、一生懸命頑張らせていただきます!」

 

ジュウぅぅ!!  アチチゴリラの炎が消された!

アチチゴリラは倒れた。

 

「アチチゴリラ!大丈夫か? 戻ってよいぞ、

チャレンジャー、やりよるな、セッシャも燃えてきたぞい。

行け! オイルタンク! 火あぶり攻撃じゃ!」

 

ボぉぉぉぉ〜っ!!  オイルタンクは猛烈な炎を噴射しながら出てきた。

 

「負けるなヌー子! やつにもみずでっぽうをくれてやれだぜ!」

 

f:id:pikapikako:20160731132028j:plain

 

「コホン!サトシっちさんお待ちを!  あっ!」

 

バボぉぉぉぉ〜っ! どっかーん!!

みずでっぽうを命中させられたオイルタンクから、巨大な炎が

飛び散る!!

 

「キャ〜〜っ! でございます! なんなんですか?! エヘ」

 

「分かんないぜ! とにかくみずをかけまくって消してやれだぜ!」

 

「ゴホン!お待ち下さい! オイルタンクというネーミングが、

怪しいです! 油をエネルギーとした炎に水をかけたりしたら。。。」

 

バボバボバボぉぉぉぉ〜〜ん!

 f:id:pikapikako:20160731132438j:plain

 

オイルタンクはさらに巨大化!炎の柱を立ててヌー子に迫る!

 

「ヒぃぃ〜〜!でございます! 一生懸命頑張らせていただきますが

これはわたくしの手には終えそうにありません! エヘ。

いったいなんなんですか?」

 

 

コホン。わたくしプライゴンがからくりを説明いたします。

 

油に火がついている状態では油の表面、すなわち空気と触れている部分が

炎を上げていることになっています。

 

そこに水をかけると油とは混ざりあわず、油より比重の大きい水は

油の下へと潜り込む形となります。

 

さらにこの場合そこで熱を受けることによって蒸発をし、膨張と上昇を

しようとしますので、油を飛び散らせるという結果になるということです。

 

空気と触れている部分の油は発火していますので、飛び散る油は

たくさんの空気と混ざりあう事となり、爆発的に炎が広がる結果となるのです。

 

 

ピコピコ〜ん♪ ぴか子はレベル45に上がった!

ぴか子は「油火災に水をかけちゃダメ」を覚えた!

 

 

 「なんかそれテレビで見た事あるぜ!  わかったぜ!!

ヌー子!そこのタオルにみずでっぽうだぜ!」

 

「わかりました!一生懸命頑張らせていただきます!エヘ」

 

 巨大化したオイルタンクがヌー子に迫る!

 

「ヌー子、今だぜ!オイルタンクに濡れタオルを被せてやれだぜ!」

「エヘ!エヘ!エヘ!」

 

ヌー子はオイルタンクに濡れタオルを被せた!

オイルタンクは嫌がっている。

 

「タオルの上から連続ドロダンゴ !だぜ!」

「えい!えい!えい!えい!!   エヘ」

 

バッタ〜ん!  オイルタンクは倒れた!

 

「何と!オイルタンクのからくりを見破るとは!

セッシャも楽しくなってきたわい!

さらに燃え上がるぞ! 行け!トイトイ!」

 

ぽよ〜ん。  何だか弱そうな奴が出てきた。

ヌー子と目が合わせられないようで横目で見ている。

 

f:id:pikapikako:20160730095513j:plain

 

何だか弱そうなボケもん、トイトイが出てきたのは

何かの罠なのだろうか?

 

まるで負ける気がしないが、油断するなサトシっち!

 

つづく

 

 

今回は出番がなかったからおまけピカピカ!

 

ボケもんにはいろんなタイプがいるピカピカ。

 

ドラゴン、ゴースト、地面、飛行、毒、虫、水、岩、草、悪、氷、

ノーマル、炎、格闘、ハガネ、エスパー、フェアリー、

そして、あたいと同じで電気。

 

それぞれ、水は草に弱く、草は炎に弱く、炎は水に弱いなど、

強い相性や弱い相性がそれぞれあるピカピカ☆

 

ちなみにあたいはの電気タイプは飛行と水が得意で

地面、ドラゴン、草はいまいち苦手ピカよ。

 

苦手だって克服して頑張っちゃうから応援よろしくピっカ☆

 

 

 

第44話 炎のフジイシティジム

ピっカ〜☆ あたいはぴか子 電気系ボケもんレベル44

必殺技を覚え進化したメラエッテ、いつも元気な特戦隊、 

ダンスの上手なプライゴンたちと一緒に3つ目のバッジを

ゲットするため、フジイシティにやって来たピカ☆

 

f:id:pikapikako:20160722214336j:plain 

 

『ピカピカ、 歩き疲れたピカぁ〜  フジイシティジムって

まだピカ〜?』

 

「あと少しでございます。一生懸命頑張って下さい。エヘ」

 

「コホン、あそこに見える建物ではないですか?」

 

「パぁ〜!  その通りッパぁ〜  先に乗り込んで来まッパぁ〜

行くで〜ヌー子」「ハイでございます!エヘ」

 

「あ、お待ちを!。。。行ってしまった。コホンコホン。」

f:id:pikapikako:20160725185737j:plain 

 

ピュ〜〜ん!

あっという間に特戦隊は向こうの建物に行って、入り口を

ノックしている。

「たのもぉぉぉぉっパぁ! マチャラタウンのサトシっちが

挑戦に来たッパぁ〜 パパっとバッジを渡すッパぁ〜」

 

f:id:pikapikako:20160722221100j:plain 

 

ギィィ〜っ ルンルンパは扉を開けた。

すると中から突然炎が噴き出してきた!

 

「ギャ〜っ熱いパ!  い、いきなりなんでんねん!!

帽子が焦げてしもたッパ!」

 

f:id:pikapikako:20160722214414j:plain

 

「なんなんですか!?攻撃?こうなったら一生懸命頑張らせていただきます!

ロダンゴ攻撃でございます!エヘ」

 

f:id:pikapikako:20160722215228j:plain

 

突然の炎にヌー子は反撃した!

 

「誰じゃあ!ドロを投げこんできたやつは?!」

 

「パ?! せやからマチャラタウンのサトシっち〜

言うてますがな!わいらはその特戦隊ッパ!」

 

「なんじゃ?もしかしてチャレンジャーか?

セッシャたちはバトルの特訓をしてたのじゃ、

いきなり扉を開けるとは失礼なチャレンジャーじゃ!」

f:id:pikapikako:20160722220419j:plain

 

「パ!いきなりわいの帽子を焦がすとは失礼なジムッパ!」

 

プライゴンが息を切らせながら走って来た。

「コホン、行き違いがあったようで申し訳ありません。

ほら、特戦隊も謝って下さい、コホン」

 

「パ?わいは被害者ッパ!  ぬぬぬぅ わかったッパ!

  ハイハイわたしが悪うございましたぁ〜

ご〜めんチャイッパぁ〜  ぷぅ〜う」

f:id:pikapikako:20160722221146j:plain

 

「も、申し訳ありませんでした、わたくし一生懸命

謝らせていただきます!エヘ」

 

ピコピコ〜ン♪

ぴか子はレベル45に上がった!

ぴか子は「いきなり扉を開けちゃダメ」を覚えた!

 

「まぁ良い、ではまとめて黒こげにしてやるからさっさと

準備せい、その挑戦受けてやるぞい、セッシャは

炎使いのハセ山じゃ、かかってこい」

 

 「オレ、マチャラタウンのサトシっち!

よろしくお願いしますだぜ!」

 

 

「それでは、フジイシティジムリーダー ハセ山と

挑戦者サトシっちのバトルを開始します!

ジムリーダーは4体のボケもん、挑戦者は5体のボケもんで

戦います。

すべてのボケもんが戦闘不能となったほうのトレーナーの

負けとなります。    始めっ!!!」

 

 

ついに始まったフジイシティジム戦!

勝負の行方はどうなるのか?

 

 

つづく

 

 

 

 

第43話 170番道路

ピっカ~☆ アタイはぴか子 電気系ボケモンレベル43

フジイシティで3つめのバッジをゲットするため、

170番道路をまっすぐ進んできたところピカピカ☆

次はどんなバトルが待っているのかワクワクするピカよ☆

 

「パぁ~ フジイシティはこのまままっすぐ行ったら

あと30分くらいで着きまっせ。ちゅうことはバトルが

1時間くらいとして基地への帰りは夕方5時頃ってとこ。

腹が減る前には帰れそうでんな~

パ~っと行ってまいまひょッパ」

 

「ゴニョンぼくも頑張るゴニョ、せいでんきずつきだけじゃなく

もっとすごい必殺技覚えたいゴニョ」

 

「いい心がけだぜ! 特訓していこうぜ! 

みんな~!今から特訓するぜ!」

 

「あ、あれれ?特訓でっか?晩メシ間に合うッパ?

まあパ〜っと特訓して行きゃ間に合うッパ」

 

「コホン、いいですね〜  ゴニョゴニョさん中心に

特訓しましょう。 ちょうどいい広場がありますね、

皆さん協力お願いします!コホン」

 

『ピっか〜☆ アタイが相手ピカ! ピカピカピカピカぁぁ〜

ぴか子ぉぉアタぁぁック!!』

ビリビリビリビリ! ドカ〜ン!!!!

「ギャっゴニョ。。。」

 

「あ!な、なんてことを!!! いきなりそれはマズイぜ     (ー ー;)」

「コホン、段階を踏んでいかないとジムに行く前に。。」

 「ゴニョ!まだまだ大丈夫ゴニョ!必殺ワザできるまで

頑張るゴニョ!」

 

「コホン、素晴らしい心意気です! それではわたくしが

一緒に考えます。ぴか子さん、交代しましょう。

今のゴニョゴニョさんの使えるワザは

たしか 静電気ずつきとずつきの2つでしたね、

ずつきを応用したワザが得意なようなので、

それを磨いてみましょう。」

 

「お願いゴニョん」

 

「コホン、ではあの大きな木にずつきをしてみましょう」

 

「わかったゴニョ! ゴニョニョ〜ん ずつきっ!」

 

ゴ〜〜ン!!!!   バサっ。。。木から何か落ちてきた!

f:id:pikapikako:20160721194119j:plain 

「いててて、気持ち良く昼寝してたのに何だぁ?」

野生のダンディが怒って襲いかかってきた!

 

「コホン、失礼しました、でもちょうどいいので、

ゴニョゴニョさんのバトル相手になってもらいましょう!

ゴニョゴニョさん、ダンディにずつき攻撃!」

 

「ゴニョ〜ン!」

 

「当たるもんか!ハハっ」

 

何度やってもダンディはスムーズにかわす。 

攻め疲れたゴニョゴニョにダンディは反撃を仕掛けようと

している。 ゴニョゴニョはピンチだ。

 

「プライゴン!これをゴニョゴニョに食べさせてみろだぜ!」

サトシっちはプライゴンに何かを投げてよこした。

 

「コホン、サトシっちさん!これの中身はなんですか?」

「いいから食わせちまえだぜ!ピンチだぜ!」

「わ、わかりました。コホン  ゴニョゴニョさん!

口を大きく開けて下さい!」

「ゴニョ? あ〜ん」

 

プライゴンの投げた何かがゴニョゴニョの口に吸い込まれた!

「??!?!!!!  ゴニョ〜〜〜〜ン!!!!(泣)」

 

ゴぉぉぉぉ〜っ!!

ゴニョゴニョの口から炎が吹き出ている!

 

「コホン?これは?」

「特製ハバネロ 炎の実だぜ! ゲットだぜ!」

 

「ゴホン!むちゃくちゃですね  (ー ー;)  

でも何かホントにいけそうな感じがします!

ゴニョゴニョさん!大きく息を吐き出してみて下さい!」

 

「ゴニョ〜〜!」

ぶぼぉぉぉぉおお〜っ!

 

なんと!かえんほうしゃが出た!

 

ピコピコ〜ン♪

おや?ゴニョゴニョの様子が。

 

ゴニョゴニョは光に包まれた!

 

ジャジャ〜ん♪

f:id:pikapikako:20160721194636j:plain 


ゴニョゴニョはメラエッテに進化した!

 

「すごいぜ!ゴニョゴニョ!いやメラエッテ!」

 

「コホン、素晴らしいです! さっそくですがダンディに

かえんほうしゃです!」

 

「メラメラ〜っ!」

ぼぉぉぉぉ〜っ!

 

「アチチチちぃぃ〜っ! ハハっ。。」

ぼてっ

 

野生のダンディは倒れた。

 

「必殺技できたぜ!ゲットだぜ!」

 

「すごいメラ!みんなありがとうメラ!」

 

ピコピコ〜ン♪

ぴか子はレベル44に上がった!

ぴか子は「進化には本人の努力と周りの協力が必要 」を覚えた!

 

「素晴らしいでございますわ!

私も一生懸命頑張らせていただきます。エヘ」

 

「っパ〜! ええもん見させてもらいまひた!

ほなパ〜っと行ってバッジゲットしまひょ!」

 

『ピっカ〜 ところで倒れてるダンディどうするピカ?』

 

「コホン、置いても行けませんし、運んで行きましょう」

 

「ハハっ 俺はついてはいかない。ハハっ。。

決めたったら決めたのさハハっ」

 

「わかったぜ。じゃあ元気でなだぜ」

「コホン、お疲れサマでした。コホン」

「さよならです エヘ」

「また会おうッパぁ」

バイバイピカ〜ぁ』

「じゃあね〜メラ〜」

 

一同はなんとなくダンディを気にしながら、

フジイシティへと向かう事にした。

 

ふと振り返ると通りかかったコブーラがダンディを

救出しているのが見えた。


f:id:pikapikako:20160721200017j:plain

 

「エヘ、ダンディさんうまく救出されたみたいでございます

良かったでございますわ。エヘ」


「コホン、コブーラさん、わたしをにらみつけているように

見えたのですが、、、気のせいですよね。。。   f^_^;  」


 f:id:pikapikako:20160721200047j:plain

「気のせいだぜ!  んじゃ行こうぜ!」

 

フジイシティは目の前だ、進化したメラエッテと一行は

3個めのバッジをゲットできるのだろうか。

 

つづく

 

 

 

第42話 みんなの意見

ピっカ~☆ アタイはぴか子 

電気系ボケもん レベル42!

 

電気系ボケもんなのに電気の事に詳しくなくて

カニャンタウンジムで大苦戦したアタイは電池や充電について

少~し勉強したんだけど、まだまだ勉強不足ピカ。

 

でもでも座って勉強ばかりしてても前に進めないので、

習うより慣れろ!っとばかりに次のバッジゲットに向けての

行動を開始するピカピカよ☆

 

「パっパ~~!やっっっっと久々のワイの出番でんがな~~

次の行先はフジイシティ~あたりがよろしいでっせ!

特戦隊が首を長くしてすでに調査済みでっせ~~

パパっとバッジをゲットしに行きまひょっパ!」

 f:id:pikapikako:20160714201619j:plain

「おおっ!でかしたぜ!特戦隊!! ちょうど今から

その事を決めようとしていたところだぜ!」

 

「コ~~~っホン!! お待ちを!!!   

サトシっちさんと特戦隊は無計画すぎます!! 

フジイシティのジムリーダーがどのタイプのボケもんを

使うのかくらいは調査して対策していかないと

また前回の繰り返しになります!」

 

「っパ~~!! んなもんパ~~っと行って、

くぁ~~、べきっっでチャチャチャでんがな~~

ほな行きまひょっパ~!!」

 

「ゴホン!計画ですっ!ルンルンパさん!慌てない!

サトシっちさんも、リュックを下ろして下さい!」

 

「わ、判ってるぜ、ちょっとリュックの重さを試してた

だけだぜ。。 f^_^;      みんな〜 計画すっから集まってくれだぜ」

 

「コホン、では意見のある方はいますか?」

 

「パ〜!っと言ってぷヒュ〜〜んっと!」

「ハイハイ、わかりました、それ以外の意見は?コホン」

 

『ピカ〜 電撃でビリリ〜んでピっカピカ』

「わたくし、一生懸命頑張らせていただきます、エヘ」

「お腹空いたペロ〜ん」

「おいらも行きたいゴニョ〜」

「あの娘と仲良くなりたいドスコイ」

「仙人が言うててんけど~あんじょうやれコイン」

 

「コホン、もうけっこうです   (ー ー;)   

サトシっちさん、いかがいたしましょう?コホコホン」

 

「意見も出揃ったようだからプライゴン、みんなの意見を

踏まえて作戦書を作ってくれだぜ、みんな大事な仲間だぜ、

みんなの価値向上だぜ、任せたぜだぜ」

 

「??!?!!!! ゴホっ!  今の雑談を踏まえてですか?

ゲホっ! わ、わかりました。コっホン」

 

『ピカ?プライゴン泣いてるピカ?』

「パ?  どうしたっパ?」

f:id:pikapikako:20160714201646j:plain 

。、、、

「いえ、なんでもございません、コホン、

では少し皆さんに質問させて下さい。コホン

まず次の目標はフジイシティとしましょう。

出発はこの後すぐ、という前提で進めます。

サトシっちさん、それでよろしいですか?コホン」

 

「もちろんだぜ、メーカーだぜ!ゲットだぜ!」

 

「特戦隊さん、フジイシティは偵察済みということですが

ルートに危険は無かったですか?コホン」

「わ、わたくし特に危険は感じませんでしたわ、エヘ」

 

「ではフジイシティのジムリーダーはどんな人で

どんな戦法を得意としていましたか?

できれば弱点とかわかりますか?」

 

「パ? ジムから煙がたくさん出てたッパ、煙使いに違いないッパ

煙対策にマスクを持って行けばパ〜っとバッジゲットッパ

目にしみるかもでっけど息止めとけばパっパっパ~

それじゃ~出発っパ~」

 

「コホン!!だ~か~ら!慌てないでください  (-_-メ)

それと煙使いではなく炎使いと考えるのが自然ですね。

こっちは水タイプボケもん中心の編成で行くことを

提案したいと思います。サトシっちさん いかがですか?」

 

「え? そ、その通りだぜ、俺もそう思っていたぜ」

 

「コホン、具体的には我々のところではルンルンパさんが

水、草タイプ、ヌー子さんは水、地面タイプですね。

この特戦隊のお二人を中心としたオーダーが良いと思います。

コっっホン」

 

ピコピコ~ん♪ ぴか子はレベル43に上がった!

ぴか子は「意見の調整ってむつかしそう」を覚えた!

 

 

「パ~~ 特戦隊の出番っパ! では出撃っパ!」

「一生懸命頑張らせていただきます エヘ☆」

 

「ギャっっホン!! だから待てって言ってんのが!

。。。いや、取り乱してすみません、コホン。

後のオーダーはぴか子さん、ゴニョゴニョさん、

あと、わたくしプライゴンの構成で行こうと思いますが

サトシっちさん、よろしいですか?」

 

「ゴニョん サトシっちならさっきぴか子と出発したゴニョ」

 

「え~~?!コホン」「え~~?!ッパ」「え~~?!エヘ」

 

プライゴンは涙をそっとふいて出発の準備を始めた。

「コホン!それじゃあ出発です!サトシっちさんたちに

早く追いつきましょう! コホン」

 

つづく